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ずとまよの「消えてしまいそうです」、スタジオコロリド「雨を告げる漂流団地」の主題歌へ 石田祐康監督のMVには初公開映像も(1/2 ページ)

スタジオコロリド×ずとまよには期待しかない。

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 音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」(以下、ずとまよ)が9月8日、新曲「消えてしまいそうです」の各ストリーミングおよびダウンロード配信を開始。同曲は9月16日に全国公開されるスタジオコロリドの劇場版アニメ映画「雨を告げる漂流団地」の主題歌となっています。


「消えてしまいそうです」ジャケット

 ずとまよはボーカルのACAねさんを中心としたユニット。2018年6月に「秒針を噛む」MVをYouTubeで公開し、11月には「正しい偽りからの起床」をリリースして注目を集めた後、2019年1月には「1st LIVE ~まだ偽りでありんす。~」を開催。2022年9月までに4枚のミニアルバム、2枚のフルアルバムを発表している他、映画「約束のネバーランド」に「正しくなれない」、映画「さんかく窓の外側は夜」に「暗く黒く」を提供しています。

 歌詞執筆にあたっては、「漂流団地」を手掛けた石田祐康監督による“物語としての想いやヒント”が基になったとのこと。石田監督はMVも担当しており、初公開のものも含んだ同作の映像のみで構成した、ひとつの物語のように美しくエモーショナルな仕上がりだといいます。

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MVのワンシーン

 なお、石田監督は同曲について「映画は、二人の少年少女の痛みを引き受けながら作っていました」「この歌も、それを引き受けてくれたと思います。旅、道連れ、世は情け、、だから嬉しかったです」と、自身の作品世界に深く寄り添ってくれたことに感謝。「MVもまた、そういう音と映像の寄り添いになれたらと、作っています」とコメントしています。

 「漂流団地」はスタジオコロリドの長編アニメ映画第3弾にして、小学6年生の少年少女が体験するひと夏の不思議な冒険を描いたファンタジー作品。幼なじみの航祐と夏芽が夏休みのある日、クラスメイトとともに取り壊しの進む「おばけ団地」に侵入するも、団地とともに異世界へ飛ばされてしまい、元の世界に戻るべくみんなでサバイバル生活をスタートさせるという物語です。

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

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