5歳次男との意思疎通に悩み、つい手が出てしまった母は…… 子どもとの向き合い方について考える漫画に共感の声(1/2 ページ)
同じように悩んでいる人も多そうです。
5歳の息子との向き合い方に悩む母の漫画がInstagramで公開されています。投稿には記事執筆時点で1200件を超える“いいね”が寄せられています。
漫画を描いたのは2人の男の子のママである「なおたろー」(@naotarotarou)さん。夫のちゃんさん、2013年生まれの長男・そらじろーくん、2016年生まれの次男・こさぶろーくんと一緒に暮らしています。
ある夜、帰宅したパパさんは、ママさんの疲れた様子に気が付きます。話を聞いてみると、こさぶろーくんを叱ることがたくさんあったとのこと。「やめて」と言ってもやめてくれず、言葉の引き出しが少ないために言っていることが支離滅裂、最終的にはママさんも怒って泣かせてしまった……と話し出します。
長男のそらじろーくんが年長さんだった時も同じような感じだったから、そういう時期ではあるんだろうけど……と話すママさん。こさぶろーくんが寝ている姿をみて「子育て全然うまくいかないや……」と考えます。
こさぶろーくんを叱る理由の1つは道で突然走り出してしまうこと。車が来たら危ないことを伝え「分かった?」と聞くと「うん」と返事をするものの、次の日も、その次の日も、同じように走り出してしまうのです。
そんな日が続く中、一家は買い物に出掛けます。途中、こさぶろーくんがトイレに行きたいというのでパパさんたちと別行動をすることに。ママさんと一緒にいたこさぶろーくんが店内を走りだし、注意をしても再び走り出します。
パパさんたちと合流する頃にはぐったりと疲れてしまったママさん。「私って最近ずっと怒ってんな……」「叱らなきゃいけないことがあるから叱るんだけど」「叱らないでいいなら叱りたくないよ」と考えた数日後、ある出来事が起こります。
真夏のように暑くなったある日、パパさんが車を使う必要があったため、普段は車で向かう幼稚園に徒歩で登園することになりました。この日事件は起こります。
ママさんとこさぶろーくんは幼稚園にたどり着くも、時間は定刻を過ぎていました。しかも、ママさんはボロボロと涙を流した状態。それに気づいた幼稚園の先生ははっと驚いた様子です。
ママさんは、「こさぶろーに怒っちゃって」「私…こさぶろーに手をあげて……」と打ち明けます。一体、2人に何があったのでしょうか……。
このエピソードは全部で11話あり、ここで紹介したのは4話目まで。次のページでは1話~4話を、なおたろーさんのブログ「男児2人に振り回され隊! なおたろーさんの育児絵日記」では、全てのお話を読むことができます(1話から読む、5話から読む)。
なおたろーさんが書くことを少し迷ったというこちらの体験談。人に言うことをためらってしまう話ではありますが、経験をシェアしたり、他の人の体験に共感したりすることが悩みの助けになることもあります。
この作品には「子育てって本当に難しいものですね」「現在進行形で同じ状態で昨日も怒鳴ってしまい、もう自己嫌悪です」「みんな日々一生懸命頑張ってるから怒りたくもなるんですよね」といった、保護者からの共感の声が寄せられています。
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