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仏マルセイユ、90年代の高級スポーツカー「フェラーリ F355 ベルリネッタ」道路上で激しく炎上 メカニックの検診を受けるために移動中、燃料系のトラブルで
よりにもよってのタイミングで……。
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20年以上前に製造されたフェラーリ F355 ベルリネッタが、高速道路を走行中に炎上する事故が起きました。原因は燃料系のトラブルと見られています。
事故が起きたのはフランス・マルセイユの高速道路。運転していたのはフランス在住のオーナーで、この日はプロのメカニックによる検診を受けるために、高速道路を走行していました。
ドライブを楽しんでいると、しばらくして車内にガソリンの匂いが漂い始め、後方から煙が出ていることに気が付きました。異変を感じ取ったオーナーは、急いで車両を路肩に寄せて停め、問題に対処しようとしたものの、すでに火の手が上がっていました。
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火は通報を受けて駆けつけた消防隊によって消し止められましたが、美しいシルバーのボディーは焼けただれ、車内にあったはずのカーボン製のスポーツシートは姿かたちも残らず燃え尽きていました。
火災の原因は燃料漏れと見られていますが、この車両は燃料系のリコールを完了させており、車両状態は細心の注意を払った愛好家によって、非常に良い状態で維持されていたと伝えられています。
さらに、事故が起きた当時はメカニックによる診断を受けるための移動中だったそうです。愛あるオーナーであったのにも関わらずこのような事故が起きてしまったのは、もはや不運としか言いようがありませんね……。
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