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「5歳以下の子どもに与えないで」 秋に増える銀杏の中毒症状について小児科が注意喚起(1/2 ページ)
大人でも食べすぎると中毒を起こす場合があるとのこと。
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「5歳以下の子に銀杏を与えないで」――銀杏を食べることで起きる中毒症状について、新潟大学医学部小児科が注意を促しています。
投稿したのは、子どもに関する医療情報を発信している「新潟大学医学部小児科学教室」のTwitterアカウント(@Niigata_u_ped)。
銀杏は栄養価が高い食材ですが、一方で嘔吐やめまい、けいれんなどを引き起こす可能性がある有毒成分が含まれており、食べる量が多いほどそのリスクは高まるのだそうです。特に5歳以下の子どもに与えるのはやめるよう呼びかけています。
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日本中毒情報センターによると、2010年から2019年の10年間に「中毒110番」に寄せられた銀杏に関する相談件数は252件。そのうち173件(69%)が「5歳以下の子ども」で、嘔吐やけいれんといった症状がみられたケースもあったとのこと。相談件数は10月~12月が多くなっています。
なお、一度にたくさん食べすぎると大人でも中毒を起こすことも。加熱調理をしても銀杏の毒性がなくなることはありません。
もし症状がある場合は、「けいれんが繰り返し起こる可能性があるため、必ず医療機関を受診してください」と注意を促しています。
画像:「新潟大学医学部小児科学教室」の公式Twitterアカウント(@Niigata_u_ped)
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