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ダイエットや睡眠療法に全身麻酔薬が有効とする広告が物議 日本麻酔科学会「使用法は推奨しない」と見解示す(1/2 ページ)
睡眠障害への効果は広く認められたものではないとのこと。
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公益社団法人 日本麻酔科学会は9月29日、睡眠療法やダイエットに全身麻酔薬および鎮静薬が有効だと誤解を与えるような広告について、「患者の安全性を鑑みこれらの使用法は推奨いたしません」と見解を示しました。
問題の広告は、日本麻酔科学会の会員が関わるクリニックが使用していたもの。全身麻酔薬「プロポフォール」および、手術や処置時の鎮静薬「デクスメデトミジン」を使用して、睡眠療法やダイエットに有効であると誤解を与えるような広告があると、複数の会員から報告があったとのこと。
日本麻酔科学会は調査の結果、これらの薬剤は手術や処置の際に使用する全身麻酔薬と鎮静薬であり、睡眠障害に対する効果は広く認められたものではないとする見解を明らかにしました。患者の安全性を鑑み、これらの使用法を推奨しないとしています。
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