【漫画】幼い子どもの育児中は「言葉が通じる大人」と会話したくなる ママが抱える“子育てあるある”な欲求に共感続々(1/2 ページ)
おたがいを思いやる気持ちが大切。
まだ意思疎通が上手くできない年頃の子どもを育てていると、ある欲求が湧いてきて……。そんな“子育てあるある”なエピソードを描いた漫画がInstagramに投稿され、「ものすっっごく気持ちわかります」など、記事作成時点で1000件を超える“いいね”を集めて話題になっています。
漫画の作者は、3歳の長女・くうちゃんと、10か月の長男・へうくんを育てるマキノ(@warabeams)さんです。
ある日のこと。マキノさんはテレビを見ているくうちゃんに向かって、「くうちゃん、そろそろトイレいこうかぁ」と声をかけました。しかし、くうちゃんはテレビに集中しているのか返事がありません。
思わずイラっとしたマキノさんが「きいてんの!?」と言うと、「おしっこはごはんのあとにいくの!」という、状況にそぐわない返事が返ってきました。子育てではこのように、親の言うことを聞いてもらえなかったり、言葉の意味が十分に通じなかったりする場面がよくあります。
夜になり、ようやく子ども達を寝かしつけたマキノさんは、疲れてゴロンと横になりました。隣には、仕事がハードモードでお疲れのパパも横になっています。「あかん。めっちゃ眠い……」というパパに向かって、マキノさんは「しんどいんやったら、先に寝室行ったら?」と声をかけました。しかしパパは「ん~……」と言ったあと、無言のままです。
そんなパパのはっきりしない態度についイラっとしてしまったマキノさん。理不尽な怒りだと自覚しながらも、「どうせママの言うことなんて誰も聞いてくれへんねん! くうちゃんもパパもママのこと無視して……」と泣き出してしまいました。パパは慌てた様子で、「きいてるきいてる! ちょっと疲れてただけやって!」とマキノさんをなだめるのでした。
また、別の日の夜、パパが肩まわりをさすりながら、「う~ん……」とつらそうにしていることがありました。そばで見ていたマキノさんは、「どうしたん?」と声をかけました。するとパパは、「ん~、くびが……」と言った後、しばらく無言で首をさすっています。
この行動に、またしてもマキノさんはイライラ。「『首が……』何? その先をずっと待ってるんですけど? 言葉通じん相手に1日付き合ってるんやから、日本語喋れるパパくらいはちゃんと喋ってよぉぉ」と思いがあふれてきました。パパはそんなマキノさんの様子に焦りつつも、やさしく頭をなでてくれるのでした。
マキノさんは、夫も仕事が大変であることや、決して夫がマキノさんを無視したわけではないことも理解しています。そんな夫に対し、理不尽な怒りをぶつけてしまったことを申し訳なく思いながらも、言葉が通じる大人と会話をしたいと願うマキノさんの気持ち……とてもよく分かります!
漫画を読んだ人からは、「ものすごーーーくわかります! 代弁してもらった感じ!」「私も子供産んでからこんな感じです」「赤ちゃんと2人っきりを思い出しました。パパがまともに喋ってくれて話に共感してくれないとモヤモヤしていたなぁ……」「ものすっっごく気持ちわかります。寛大なパパ羨ましいです」など、多くの共感の声が寄せられていました。
マキノさんの気持ちに寄り添おうとする夫のやさしさも伝わってくるこの漫画。育児中は、大人同士のコミュニケーションや、夫婦でお互いを思いやる気持ちが大切ですね。
マキノさんはこの他にも、Instagramアカウント(@warabeams)でかわいらしいタッチの育児絵日記を公開中です。
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