東京ディズニーランドが“配管工事”で全パレードを公演中止 「悲しすぎる」「何して夜まで過ごせばいいのか」など告知方法に批判の声も(1/2 ページ)
これは悲しい……。
東京ディズニーランドで10月12日、園内通路の一部が使用できず、予定していたパレード4公演がすべて中止に。Twitterでは、「パレル陥没」「穴キャン」「パレード中止」がトレンドワードに入るなど、“夢と魔法の王国”の珍しい事態が関心を集めています。中止の原因について、運営するオリエンタルランドに聞きました。
路上に仮囲いが置かれ、一部が通行できなくなっているのは、東京ディズニーランド内のレストラン「トゥモローランド・テラス」付近。この場所は、現在実施中のハロウィーンのプログラム「スプーキー“Boo!”パレード」「ザ・ヴィランズ・ロッキン・ハロウィーン」と、レギュラープログラム「ドリーミング・アップ!」「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」の4つのパレードが通過するルート内です。
Twitter上では、路面の状態は液状化による陥没が原因ではないかという声が見られますが、この事態はもともと予定されていた配管工事が原因とのこと。
ねとらぼ編集部がオリエンタルランド広報に聞いたところ、「数日かけて、地下にある配管の工事を予定していました。閉園後にアスファスルトを削って掘削し、開園後はその上に鉄板をかぶせて運営する予定でしたが、実際に鉄板を置いたところ、仕様が合わず地面に段差ができてしまいました。安全が確保できないため、仮囲いをして通行できないようにし、パレードも中止にしています」との回答でした。
なお、来場者には開園前にエントランスで事情を説明し、パレードなどのプログラムを中止する旨を告知していたということ。なお、明日以降のパレードの実施は、現在の時点では未定としています。
また、パレードの中止を受け、入園済みのチケットを後日使えるようにする「未入園処理」や、東京ディズニーシーの入園への振り替え対応を行っているという一部のSNS上の声については、「個別の対応については、公式に告知してるものではないので回答できかねます」とのことでした。
Twitterでは告知方法に批判の声も
この珍しい事態に、Twitterでは現地にいる人を中心にさまざまな声が。パレードの中止を知らず入園してしまった人も少なくないようで、「中止の理由が…しょうがないけど悲しすぎる」「ショーは全トゥル、パレード全種穴キャンでまじで何しに来たんかわからんし、何して夜まで過ごせばいいかわからん...」「せっかくSNSが有るのならば、何らかの方法でお知らせするなり、入場前にアナウンスできたのでは? 安全第一なのはわかるけども、遠方勢からしたらやるせないよなぁ…」といった批判の声が上がっています。
また、ハロウィーンイベントの期間中ということもあり、それに合わせて来園した人からは「せめてハロウィンの衣装で徒歩グリでもしてくれませんか。。 本気で泣きそう」といった声も見られました。
一方で、トレンドワードに上がった、パレードルート=パレル、キャンセル=キャン、などの東京ディズニーランドのファン用語に興味を持つ人も。「Dパーク用語毎回解読難しくて笑う」「パレル陥没ってそういう建築とか工学的な用語だと思ったらなるほどパレードルート」という声が上がっています。
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