ニュース
レーシングカーが“ミニ四駆走行”で5台をごぼう抜き 時速320キロで壁に接触しながら史上最速タイムを叩き出す珍事(1/2 ページ)
そんなのアリかよ。
advertisement
ウォール(壁)に接触しながら、減速を最小限に抑える掟破りの技。米国で高い人気を誇るモータースポーツ「NASCAR」で起きた前代未聞の珍事が話題になっています。まるで「ミニ四駆」のようです。
珍事が発生したのは、2022年10月30日(現地時間)にマーティンズビル・スピードウェイ(米バージニア州)で行われた「NASCAR カップ」の予選レースです。
ファイナルラップの最終コーナーに差し掛かったところで、10位のポジションで走行していたロス・チャスティン選手の運転するマシンが、右サイドボディーをウォールにヒットします。
advertisement
そのまま後退を余儀なくされる……かと思いきや、減速を最小限に抑えながら走り続け、アクセル全開のままゴールに一直線。一気に5台のマシンを抜き去る前代未聞の走りを見せました。
ロス・チャスティン選手がファイナルラップで記録したタイムは、なんと18.845秒! このレースにおいて最速ラップとして記録されていたカイル・ラーソン選手のタイム「20.508秒」を大幅に上回り、レースが開催されたマーティンズビル・スピードウェイにおける「史上最速タイム」となったそうです。
最高時速320キロに達するというスピードの世界で、一歩間違えれば大惨事というリスクを背負いながら、ロス・チャスティン選手がみせた掟破りの走りは世界中から大きな注目を集め、「こんなのアリかよ!」「ルール違反じゃないか?」といった声も寄せられていたそうですが、NASCARの最高執行責任者であるスティーブ・オドネルさんは「ルールの範囲内である」と判断しているそうです。
関連記事
それは禁止カードだろ! 海外YouTuber、EV「テスラ モデルS」にガソリンで動く発電機を搭載する暴挙に出る 航続距離を大幅に伸ばすことに成功
変則的すぎるハイブリッドカーの活躍はいかに。一触即発の危機!? スバリストの集会にランエボが迷い込む 数十台のWRX&インプレッサに取り囲まれあわやという「仲良し」ネタ写真がTwitterで話題に
実はめちゃくちゃ仲が良いエピソード。和室に鎮座する180SX……!? 大切なクルマを守るため家の中へ 発想の斜め上をいく解決法に「究極の防犯対策」「台風対策バッチリ」
発想もすごいけど、行動力もすごい。頭に響くフレーズ……! クルマの余分なパーツを使った一発ネタ「週刊インプレッサを作る」がTwitterで話題に 「創刊号は290円」「7年くらいかかりそう」
まさかの1/1スケール!?お絵かきAIに「霊柩車」を教育、ついでに嘘を吹き込む →デスロードを走るすごいオゴソカタクシーが爆誕
「モンスタートラックをベースにしてる」とか吹き込んだ結果がコレだよ!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.