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運行休止から3年 上野動物園モノレールに代わる「新たな乗り物」2026年度開業へ 都が基本方針を公表(1/2 ページ)

上野動物園モノレールは老朽化を理由に運行を休止しています。

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 東京都は2022年11月7日、運行を休止している上野懸垂線(上野動物園モノレール)について、代替となる乗り物の整備に関する基本方針を明らかにしました。


かつて運行していた上野動物園モノレール(写真:杉山淳一)

 上野動物園モノレールは、恩賜上野動物園の東園と西園を結ぶ約300メートルのモノレール路線。1957年に日本で最初のモノレールとして開業しましたが、老朽化により2019年11月から運行を休止(関連記事)しており、都では既存のモノレールに代わる新たな乗り物について検討を進めていました。

 公表された「恩賜上野動物園新たな乗り物の整備に関する基本方針」では、新たな乗り物は「コンパクトな乗り物」(小型モノレールなど)を想定し、2026年度中の供用開始を予定します。

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 都は基本方針の中で、現存の上野動物園モノレールと同等以上の輸送量を確保しながら、省エネ性能かつメンテナンス性が優れている上、バリアフリーに配慮し、広く来園者に親しまれて、動物園の魅力を高めるような乗り物を整備したいという考えを示しています。

 ルートは、既存のモノレールのルートを最大限活用したものとして、東園の乗り場は現存の上野動物園モノレール東園駅の位置に、西園の乗り場は現存の西園駅より不忍池側に移動した位置に設置する予定です。

 なお、現存の上野動物園モノレール設備は都による撤去を予定します。

大泉勝彦

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