「心奪われました」「発想もユニーク」 　“カステラ1本を贅沢に持ち運ぶ猫”の刺しゅうになぜか癒やされる（1/2 ページ）

　「カステラ一本、贅沢に持ち運ぶ猫を刺繍しました」。そんなかわいらしい猫の刺しゅう作品がTwitterに投稿され、記事作成時点で2万7000件の“いいね”を集めて話題になっています。

　投稿者は、「運ぶねこ」シリーズが人気の刺しゅう作家SUIMIN（@suimin_tter）さん。

　今回の刺しゅう作品は、黒と白のハチワレ猫が2本足で立ち、大きなカステラ1本を左手で抱えて持ち運んでいるもの。これからカステラを食べようとしているのか、右手にはフォークを持っています。

　猫さんのつぶらな瞳や、穏やかに笑みをたたえた表情、左足をちょこんと出した歩き方が何ともかわいらしいですね。このあと、まるまる1本のカステラを1匹でぜいたくに食べてしまうのでしょうか？　猫とカステラという意外でユニークな組み合わせを、いつまでも眺めていたくなります。

　猫のモチーフをメインに、さまざまな刺しゅう作品を制作しているSUIMINさん。SUIMINさんによると、今回の作品は、いつもの猫より少し大きめに猫を刺しゅうしてみたそうです。その分インパクトもある……！

　投稿を見た人からは、「心奪われました」「見ていて、とても癒されます」「欲しすぎる」「こういうすてきな作品を完成させたいな。超かわいい！」などの声が。また、「このシリーズのネコさんたちと出会うようになって、刺繍ってすてきなのだなって思った」といった、ファンの声も寄せられていました。

　SUIMINさんはこの他にも、Twitterアカウント（@suimin_tter）やInstagramアカウント（@suimin.stagram）でさまざまな作品を紹介しています。また、刺しゅう本『猫と草花の刺繍』が発売中です。

　なお、神奈川県鎌倉の雑貨店「shironeko」では、12月10日より書籍出版を記念した個展が開催されます。個展では『猫と草花の刺繍』に掲載された作品の展示や、新作の抽選販売、書籍の販売が行われる予定です。