ニュース

米ディズニーランドが“イッツ・ア・スモールワールド”に車椅子に乗った人形を追加 「世界の多様性をより正確に表現するため」(1/2 ページ)

世界観に合わせた車椅子のデザインにも注目。

advertisement

 米カリフォルニア州のディズニーランドは11月11日、アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」内に、車椅子に乗っている子どものキャラクターを追加しました。

イッツ・ア・スモールワールド 変更されたオーディオアニマトロニクス
車椅子に乗った子どものキャラクター(C)Disney

 「イッツ・ア・スモールワールド」は、ボートに乗り、世界中の子どもたちが各国の民族衣装で歌う「小さな世界」を聞きながら世界を一周するアトラクション。

 1966年のディズニーランド開園時からある同アトラクションですが、この度ホリデーイベントの開始と同時に、車椅子に乗った子どものオーディオアニマトロニクス(人形)が初めて追加されました。

advertisement
変更されたオーディオアニマトロニクス
1体はラテンアメリカのシーンに、もう1体はフィナーレのシーンに登場しています(C)Disney

 ウォルト・ディズニー・カンパニーによると、同社の「ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンの企業文化」はパークにも反映されており、この変更は「世界の多様性をより正確に表現するために行われたもの」とのこと。また、ディズニーランドに続き、マジックキングダム・パーク(米フロリダ州)およびディズニーランド・パリ(フランス)では、2023年以降に同様のキャラクターの追加を予定しています。

 なお、日本では東京ディズニーランドに同アトラクションがありますが、運営するオリエンタルランドによると、現時点では変更などの予定は決まっていないということです。

 ディズニーパークではこの他にも、女性差別的な表現があることから海外の「カリブの海賊」の一部のストーリーを変更したり、映画の内容が実際の歴史と異なるという批判があることを受けBGMから「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」を除外したりと、時代に合わせた変更が行われています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
  2. 「こういう恋したかった」 中学2年のとき付き合い始めた“同級生カップル”が11年後…… 現在の姿に大反響「すごくて鳥肌たった」
  3. 余ってるクリアファイル、半分折ってカットするだけで…… 目からウロコな便利グッズに「天才すぎる!」「素晴らしいアイデア」
  4. 愛猫が見つめる先にいるのは……? “まさかの来訪者”に思わず仰天 「うそっ?」「お庭に来るんですね!!」
  5. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  6. そうはならんやろ ヤマト運輸公式とLINEで遊んでいたら…… 突然訪れた“予想外の展開”に28万いいね
  7. “正統派かわいい系で育つかと思っていた”赤ちゃんが…… 眉毛と髪の毛の予想外な成長に「そうきたか!」「最初から最後までかわいいじゃん」
  8. 「ヒルナンデス!」で道を教えてくれた男性が「丁(てい)字路」と発言 出演者が笑う一幕にネットで批判続出
  9. 北川景子、変わり果てた“別人すぎる姿”にネット驚き……白髪&ボロボロ肌で「誰だかわかんない」「めっちゃ疲れている時の自分かと思った」
  10. 幼くてかわいらしい兄妹が4年後…… 同じポーズで撮影した“現在の姿”に「これはあかん」「よすぎて声出ました」