容疑者もビックリ仰天　米アーカンソー、パトカーが投降中のスポーツカーと正面衝突　ブレーキが故障して止められず（1/2 ページ）

　米アーカンソー州の高速道路で、州警察が追跡していた容疑者のクルマにパトカーが正面から突っ込む事故が発生。事故の瞬間を捉えたドライブレコーダーの映像が話題になっています。

　州警察が追跡していた暴走車両は、19歳の少年が運転するスポーツカー。スピード違反を目撃した警察に呼び止められたものの、制止をふりきって逃走したそうです。最高時速225キロ（140マイル）という猛スピードでスポーツカーを運転して、少年は警察を振り切ろうとしましたが、運転操作を誤ってガードレールに接触。スピンしてウォールにヒットしたところで観念して停車しました。

　停車しているスポーツカーに追いついたパトカーが、運転していた少年に投降を促し、少年もそれに従ってクルマから降りようとした瞬間、後続のパトカーがスポーツカーと正面衝突しました。

　ドライブレコーダーの映像にはパトカーの動作も記録されており、ブレーキを踏んで止めようとしてはいたものの、追跡劇の最中にブレーキが故障して、停車させることが出来なかったようです。

　衝突事故のショックで車外に投げ出された少年は驚きと恐怖が混じった様子を見せていましたが、パニックに陥ることはなく、警察の指示に抵抗することなく従っておとなしく手錠を受けました。海外メディアによると事故によるケガ人は出ていないそうです。