折れた足で孤独にさまよっていた元野良犬が、今では……　ずっとのおうちで満面の笑みを見せる姿にグッとくる【米】（1/2 ページ）

　ボロボロの体でひとり、さまよっていたワンコの現在の様子がYouTubeで公開されています。動画は記事執筆時点で再生数7万5000回を突破するなど話題です。

　話題となっているのは、ボーダーコリーの女の子「フェニックス」ちゃんがうれしそうにカートに乗る様子。フェニックスちゃんは元野良犬で、以前は米アリゾナ州内の埋立地でひとり生活していました。

　体は痩せ細り、両後ろ足は折れた状態でさまよっていたというフェニックスちゃん。道路を横断しているところを州兵に保護され、すぐに獣医師のもとへ運ばれたそうです。

　とても長い期間、骨折した状態でさまよっていたのでしょう。保護時、骨は自然に癒合していたといいます。治療後は保護施設「Arizona Border Collie Rescue」に預けられ、その後、縁あって投稿者家族のもとへ迎えられました。

　フェニックスちゃんの過去について「2本の足が折れているのに生きていた強さは想像を絶する」と語る投稿者。フェニックスちゃんは失った健康を取り戻すため、家族のサポートのもとたくさんの理学療法や手術を受けたそうです。

　投稿者は治療に励んでいた当時の様子を「彼女はファイターでした」と振り返り、あらためて「私たちは彼女を手放すことはできない」と思い直したとのこと。現在は“ずっとのおうち”で、毎日のカートでのお散歩をとっても楽しみにしているそうです。

　フェニックスちゃんの満面の笑みから、今がとっても幸せであることが伝わってきますね。コメント欄には「なんて美しい無垢な表情と瞳なんだろう」「彼女は今とても幸せですね」「末永い愛の祝福を！」などの声が寄せられています。