ガリガリで悲しげな表情のワンコを保護、人におびえていたが…… どんどん元気に明るくなる様子に感動の声【メキシコ】(1/2 ページ)
楽しそうに走る姿がいい。
ガリガリにやせてしまった野良犬をカナダのフットボール選手とパートナーが保護。元気になっていく様子が、メキシコのロス・カボスで撮影され、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で70万回再生を突破しています。
8年間野良犬として過ごし、ガリガリにやせ細ってしまったワンコは、のちに「Mija」(ミハ)と名付けられます。友人からミハの話を聞いて駆け付けたのは、カナダのフットボール選手であるBrady Oliveira(ブレイディ・オリヴェイラ)さんとパートナーのAlex Blumberg(アレックス・ブランバーグ)さんです。ブレイディさんはこれまでにも多くの動物たちを保護してきました。
ブレイディさんは「最初にミハを抱き上げたとき、ミハはもう諦めたいというような顔をしていた」と保護当時を振り返ります。アレックスさんも「ミハは緊張していたけれど逃げ出す気力もなかった」と同意します。
動物病院へ行くと、ミハのやせ細った体はもちろん、皮膚や血液の状態も良くないと診断されました。アレックスさんとブレイディさんは、ミハがリラックスできるようベッド脇にソファを準備。「ミハを家に迎えたら少しずつごはんをあげて、たくさん愛そう」と話し合います。
そしてミハを動物病院に迎えに行き、シャワーで体をきれいにすると、ミハはふたりが準備したソファでリラックスし始めました。これまで安心して眠れたことがなかったのでしょう。ミハは初日から疲れ果ててぐっすりと眠ってしまいました。
その後、ふたりはミハと一緒にビーチを歩くという日課を始めます。最初はすぐに疲れてしまっていたミハですが、日を重ねるごとにパワフルになり、ブレイディさんと追いかけっこを楽しめるほど元気いっぱいになりました。体は少しだけふっくらし始め、皮膚の状態が良くなり、毛も少しずつ生えてきています。
これからもっと幸せな生活がミハを待っていることでしょう。動画には「最初に見せた悲しそうな表情に心が痛む」「このカップルの行いは素晴らしい!」「助けてくれてありがとう」などの感動した人からのコメントが寄せられています。
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