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「叫んだ時にはもう遅かった」硬貨に金具を混ぜて代金ごまかし たこ焼店が被害に 「ひどい」と怒りの声(1/2 ページ)

お店に被害状況を聞きました。

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 たこ焼き屋さんが、硬貨の中にワッシャー(穴の開いた丸い金属部品)を混ぜて支払いをごまかす手口の被害を受けたと報告し、犯行への非難の声が集まっています。

ワッシャーを使い代金の一部を踏み倒す手口

 被害に遭ったのは大阪の上新庄にあるたこ焼き店「たこ焼たこば(@takoyakitakoba)」さん。代金500円に対して来店者は50円玉8枚とワッシャー2枚を手渡しました。異変に気づいて「お客様!!!!!!!」と呼び止めるも、当該の人物は既に逃走していました。


50円玉にサイズが近いワッシャー

 ワッシャーを使用した人物が「原チャリでヘルメット」姿だったことや、形状が似た50円玉だけを使っていることから、最初からだます意図があったとみられます。Twitterには「これは計画的だな 酷い」と犯人に怒る人や、「今度売上貢献しに行きます!」とたこ焼たこばさんを応援する声が寄せられています。

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 編集部がたこ焼たこばさんに詳しく聞いたところ、当該の人物は原付スクーターで来店した40代ぐらいの男性。エンジンを切らず、フルフェイスのヘルメットを脱がなかったといいます。商品を手渡すと、小銭をトレーに投げるよう置き、逃げていったそうです。

 たこ焼たこばさんではこれまでにも同様の被害があり「500元」「スロットのメダル」などで支払いを踏み倒されたとのこと。「非常に忙しい時間帯に来て『ちょうど置いとくで~』と言われて信じていたら……」と過去の被害を話しました。慌ただしいタイミングを狙っているのだとしたら、計画的で悪質な行為です。

 警察への被害届について聞くと「こんな事より、もっと大事な事件に時間を使ってほしいので、被害届は提出しません」と回答。今後の対策については、電子マネーを導入するとしています。

 Twitterの投稿には1万5000件ほどのいいねが集まり、多数のリプライが寄せられました。たこ焼たこばさんは反響について、「Twitterを見た優しいお客様が『お釣りいらん。とっとき』とおっしゃって下さいます。子ども食堂の費用にまわさていただきます」とコメント。たこ焼き購入時にはヘルメットを脱ぐよう呼びかけるイラストをプレゼントしてくれるお客さんもいたそうです。

ヘルメットを外すよう呼びかける寄贈イラスト

 Twitterには投稿を見て実際に店舗へ足を運んだという人の声も寄せられています。バイクで訪問の際はフルフェイスのヘルメットを脱ぐなど、お店への配慮を欠かさないでおきたいところです。

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画像提供:大阪 上新庄 たこ焼たこば(@takoyakitakoba)さん

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