「フルハウス」キャスト、ボブ・サゲットの一周忌に思いをシェア ジェシーおいたん「もう1年たったなんて」(1/2 ページ)
1年たってもやっぱり寂しい。
頭部の負傷により2022年1月9日、滞在先のホテルで亡くなった米俳優ボブ・サゲット。ボブの代表作である1990年代の米人気ドラマ「フルハウス」共演者らが1月9日、一周忌を迎えた気持ちをそれぞれのInstagramに投稿しました。
ジョーイ役のデイブ・クーリエは、ジョーイのようにコミカルな変顔をしているところをボブに抱きしめられた2ショット写真を投稿。「ボブは、いつでも僕の中にある小学5年生を引き出してくれた。僕は無名の18歳だったとき、デトロイトの小さなクラブで彼と出会った。僕らはすぐに兄弟になった。時々、まだ僕は電話を手に取って、一緒にやった何百というばかげた出来事を語り合おうとしてしまう。今日もどこかで、僕は彼がいなくてどれだけ寂しいか考えてしまって涙を流すだろう。それでボブの声を聞いて、笑うだろう。彼らを、人生の贈り物を、生きていてくれる間に楽しんで。愛する人に愛しているって伝えて……それで、ボブ・サゲットみたいに抱きしめてね」といまだに癒えない悲しみをつづるとともに、愛する人が生きている幸せを読む人に伝えています。
“ジェシーおいたん”ことジェシー・カツォポリス役を務めたジョン・ステイモスは、フルハウス舞台裏でスタッフらを前に2人でコメントする動画を投稿。「“人生で最も失われた日とは、笑わない日だ”。ボブがいないことがつらいときもあるけど、僕たちは頑張るんだ。君が僕らに望んだように、愛し続け、抱きしめ続ける。もう1年たったなんて信じられないよ。悲しんでるときは時間がたつのが早いのかもしれない」と時のたつ早さに一抹の寂しさを感じている様子でコメントしています。
DJ役のキャンディス・キャメロン・ブレは、ドラマ共演時や放送が終了してからも友情を育んできた、ボブとの2ショット3枚を投稿。「何時間も、スマホでボブの動画を見ながら起きていました。つら過ぎて1年前は見られなかった動画が、昨夜は私を笑わせてくれた。私を慰め、心を温めてくれた。何度も何度も見て、大笑いしてしまった。彼がいなくて寂しい。そして長年友達でいてくれたことに感謝してる。愛してるよボブ。ボブがするみたいに、今すぐ友達を抱きしめて」と寂しさを感じながらも、1年たった心境の変化をシェアしています。
「ハイ、ボブ」とボブに語りかけるかたちで長いコメントを添えた2ショット写真を投稿したのは、ステファニー役のジョディ・スウィーティン。「この1年、あなたのことを毎日考えていたよ」「ここにいてくれたらと思ってた」と1年間ずっとボブが心の中にいたこと、「何度も電話しようと思った」「ボブならこんなときどうするって考えた」と思い出の中のボブが本当の父のようにジョディを導いてきたことを明かします。「今日はフルハウスのみんなを思ってる……一生の思い出に感謝してる。美しいもの、心の痛むもの、ただ“愛する人とランチを食べる”みたいな普通の思い出まで、そのどれもが完璧だった」とつづり、一周忌を特別な思いで過ごしたことをシェアしたジョディ。「あなたはいつもより大きな愛を、より大きな笑いを、そしてボブ・サゲットのようにハグをするということを、思い出させてくれるよ」とボブへの思いでコメントを結んでいます。
全員が愛する人へのハグをボブの代名詞のようにつづり、1年たった今もその温かい人柄が心を占拠していることを明かした一周忌。まだまだ悲しみは完全に癒えてはいない様子ですが、1年前よりも楽しい思い出とともにボブのことを思い返していることがうかがい知れます。
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