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混みあう病院、グズる幼い子どもと待合室で待っていると…… おじいさんの親切な計らいに「ホッコリしました」「私も泣いちゃった」の声(1/2 ページ)

優しさが染みる。

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 病院の待合室での心温まるエピソードがTwitterに投稿され、1月18日現在3万2000件を超える“いいね”が集まった他、感動の声が多数寄せられています。こういう優しさってすてき。

長時間の待ち時間は幼い姉妹にはつらいもの ※画像はイメージです

整形外科の待合室で待っていたら……

姉ちゃんが首の痛みを訴えたので整形外科でレントゲンを撮ったんですが、超絶激混みで、すでに1時間半待合室にいたため妹ちゃん退屈で大暴れ、姉ちゃんも首の痛みとレントゲンへの恐怖で超不機嫌

姉ちゃんの前に3人くらい撮ってたから「ここからまた待ち時間…」と死んだ魚の目になってたら同じく待合室にいたおじいさんがこちらを指差しながら受付の方になにか言ってる

子供たちがうるさいから苦情言われてる!?と少し怯えてたら、おじいさんが「田中さんも橋本さんもいいよな!?」と言い、席に戻った。なんだ…?と思ってたら、看護師さんが来て「トンテキさん、どうぞー」と明らかにおかしな順番で呼ばれた

私「あの、もしかして、順番…」

看「ああ、いいのいいの。あの人たち常連さんだから!ずっと待っててかわいそうだから、先に説明してあげてって」

おかげさまでレントゲン後10分もかからずお会計まで終わって出られました…

最近ちょっといろいろあったから、皆さんの優しさが本当に嬉しくて、帰りにお礼を言う時涙が出てしまった

子連れに冷たい話をよく聞くけど、私はあたたかな対応をしていただくことの方が多くて本当にありがたかったです

(トンテキカツ美さんのツイートより)

 投稿者はトンテキカツ美(@Katsumi_Tonteki)さん。トンテキさんは、2歳のお姉ちゃんと1歳の妹ちゃんのママ。ツイートは、お姉ちゃんが首の痛みを訴えて整形外科を訪れたときのことです。レントゲン写真を撮り、あとは先生の話を聞くのみでしたが、病院はとても混み合っており、なかなか順番が回ってきません。

 すでに1時間半待っていたこともあり、妹ちゃんは退屈になってしまい大暴れ! お姉ちゃんもレントゲンでの恐怖や首の痛みからとても不機嫌になってしまっていました。お姉ちゃんの前にはまだ3人の患者さんが待っています。トンテキさんはそんな状況を見つつ、これからまだ続く待ち時間のことを考えて「死んだ魚の目」になっていたところでした。

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 すると、同じく待合室で待っていたおじいさんがトンテキさんたちの方を指さし、受付で何か言っています。もしかすると子どもたちがうるさくて苦情を言われているのかと少しおびえていたトンテキさん。しかし、何か伝えられるわけでもなく、おじいさんは「田中さんも橋本さんもいいよな!?」と言って席に戻っていきました。

 一体何があったのかわからないままのトンテキさん。すると、看護師さんが「トンテキさん、どうぞー」と呼びました。明らかにおかしい順番で呼ばれたことで、トンテキさんはあることを察します。そう、おじいさんは、トンテキさんたちを先に回してくれるよう、受付に申し出てくれていたのです。

 おかげでトンテキさんと子どもたちは、それから10分もかからず会計を済ませ、病院を出ることができました。「最近ちょっといろいろあった」というトンテキさん。帰りに譲ってくれたみなさんにお礼を言うときには涙が出てしまったそうです。

 トンテキさんは「子連れに冷たい話をよく聞くけど、私はあたたかな対応をしていただくことの方が多くて本当にありがたかったです」「実は、数日前に親同然に育ててもらっていた祖母を突然亡くしたばかりでして…ご高齢の方を目にするだけで涙が出るところにこの出来事だったので、涙腺ゆるっゆるでした おじいさんと田中さん(仮名)と橋本さん(仮名)に幸あれ!」とこの出来事を振り返っています。

 このエピソードにTwitterでは「ステキなお話をありがとうございました。」「優しいおじいちゃん大好き!!!」「そんなことされたら泣いちゃう」「ホッコリしました」などの声が寄せられています。

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 心身ともに疲れているときに、無償のやさしさをもらうと本当に癒やされますよね。周りを見て、必要としている人にやさしさをあげられるおじいさんのふるまいを見習いたくなるエピソードでした。

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