頭に容器がハマり抜けなくなった野良犬を救出→保護 幸せな食いしん坊になったビフォーアフターに笑顔になる【米】(1/2 ページ)
食べられるって幸せだよね。
頭にプラスティック容器をかぶった野良犬を保護した様子が、米・フロリダ州ジャスパーで撮影され、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で35万6000回再生を超えています。
動物保護活動をしているStacy(ステイシー)さんとMarie(マリー)さんが、頭にプラスティック容器をかぶった野良犬を発見。野良犬はプラスティック容器に頭を突っ込んで抜けなくなってしまったようで、「7~9日ほどごはんを食べていなかったのでは」とステイシーさんは語ります。
プラスティック容器はガッチリとワンコの頭に引っかかってしまっていたため、慎重にハサミで切って外しました。ようやくプラスティック容器から解放されたワンコは、おなかが空いて、のどもカラカラに乾き疲れ切っていたのか、ステイシーさんたちから離れようとしません。
まずはマリーさんが家へ連れて帰り、ワンコは「Jughead」(ジャグヘッド)と名付けられました。しかし、マリーさんがそばにいるときはおとなしく遊んでいたジャグヘッドですが、彼女が仕事へ行ってしまうと分離不安のためか家のあらゆるものを破壊してしまいます。そのため今度は、分離不安にならないステイシーさんの家に迎えられることになりました。
するとジャグヘッドはステイシーさんの家にすぐなじみ、他のワンコたちとも仲良くなりました。おそらくジャグヘッドは、ステイシーさんやたくさんのワンコたちに囲まれることで不安が解消したのでしょう。ただ、ステイシーさんいわく「プラスティック容器に頭を突っ込んで抜けなくなってしまったときの教訓は何も得ていない」とのこと。ジャグヘッドは今度はごはんの袋に頭を突っ込むようになったそうです。食欲旺盛なところもかわいいですね。
マリーさんによると「ジャグヘッドは毎回『これが最後の食事かもしれない』と思っているかのように食べる」とのこと。野良犬時代、飢えを我慢していた影響でしょうか。ステイシーさんがごはんをあげるたびにジャグヘッドはステイシーさんの顔を舐めて「ありがとう」と感謝を伝えているようです。これからもジャグヘッドが、ステイシーさんの家でたくさんごはんを食べて、元気に暮らせますように。
動画には「ワンコを助けて素敵な家を与えてくれてありがとう!」「自分も野良犬を保護したけど、同じように食いしん坊だよ」「かわいい表情を見られてうれしいです」などのコメントが集まっています。
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