小学校の入学説明会で、ママが涙した先生の一言は…… 新一年生の保護者をやさしく支える言葉に「1番欲しかった言葉」「胸打たれる」(1/2 ページ)
先生だからこそ伝えられること。
小学校の入学説明会での生活指導の先生の言葉が心にしみて――そんなエピソードを描いた漫画がTwitterに投稿され、「すてきな話だ~!」といったコメントとともに7000件以上の“いいね”が集まっています。
投稿者は、娘のヤンちゃんと息子のムギくんを育てているママ・つん(@yan_mugi)さん。今回のエピソードは、2023年に小学1年生になるムギくんと小学校の入学説明会に行ったときのものです。
検査などを受けるムギくんと分かれ、体育館で説明会に参加していたつんさん。学校についての説明を終えた後、生活指導の先生は「最後に」と、ある話をしてくれました。
その内容は、入学前に「あれもこれもできるようにならなきゃ」と焦るあまり、親子で疲弊しやすいことを気づかったもの。先生は、「焦らずその子のペースで入学してください」と保護者に語りかけます。
「1年生は、1年かけて1年生になります」という先生。1年生になるからと入学前に無理にがんばらなくても、「学校で少しずつみんなちゃんと1年生になります」と、たくさんの児童の学校生活を見守る先生ならではの知見を話してくれました。
先生の話を聞いたつんさんは、姉のヤンちゃんが1年生になる時のことをふと思い出します。おっとりゆっくりなヤンちゃんに対して、「本当に焦って怒りすぎちゃったな……」と反省するつんさん。
「ヤンの学校説明会の時にこの話聞けたらな……」と先生のやさしさに涙する一方、「説明聞いて涙出ているの私だけだな……」と一人ツッコミを入れるつんさんなのでした。
子どもの入学前は、心配からくる不安が多いもの。3月生まれでおっとりしている性格のヤンちゃんには、入学前の1年ほど前から少しずついろいろなことを教えてきたものの、なかなかうまくいかないこともあったというつんさん。入学式が近づくにつれて焦りがつのり、「私は怒るようになって娘は泣いて…」と悪循環に陥ってしまったことを後悔しているといいます。
説明会を経たつんさんは、「娘の時の教訓と先生の話を胸に 私もムギも焦らず無理せず1年生にむけて準備できたらいいな」と気持ちを新たにするのでした。
この漫画には、「わぁ、1番欲しかった言葉かも」「こんなお話されるなら、安心して学校に行かせられる……」「こういう先生増えてほしいな」など、保護者からの共感と関心のコメントが寄せられています。
つんさんはTwitterの他、Instagramアカウント(@yan_mugi)やブログ「つんの日常日記」でクスッと笑える育児漫画を公開中。また、書籍『つんのいちぞく』も販売中です。
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