鉄道好きの兄弟が運転席を眺めていると、運転士さんが出てきて…… シールをくれる“神対応”に「こんな素敵な事あるんですね!」と驚きの声(1/2 ページ)
これはテンション上がるやつ。
鉄道好きの兄弟の父が捉えた、電車の運転士さんの“神対応”の動画がInstagramで話題になっています。この動画には記事作成時点で1万8000件以上の“いいね”が集まりました。こんなサービスがあるんだ……!
投稿者は、5歳と3歳の兄弟を育てる高畑章範(@takahata15)さん。動画は、鉄道が大好きな高畑さんの子どもたちが、ある日、京都を走るJR奈良線に乗車していたときに撮影されたものです。
子どもたちは、運転席や前方の景色が見える一番前の車両に乗っています。窓から熱心に運転室を見る子どもたち。すると、電車が信号待ちで止まったとき、運転士さんが運転席のドアを開けて出てきてくれました。
そして、子どもたちにそれぞれ「でんしゃシール」を渡してくれたのです。これは、JR西日本近畿統括本部が公式に配布している子ども向けのシール。運転士さんはシールを渡し終えたあと、笑顔で軽く会釈をして再び運転席へと戻っていきました。
運転士さんからもらったシールを大事そうに眺める子どもたち。お兄ちゃんは、お父さんに向かってシールを見せ、とってもうれしそうです。2人にとって、この出来事はすてきな思い出になるに違いありませんね。
この動画には、「神対応すぎるやろ!!」「心温まりますね。こんな大人になりたいです!」「めちゃくちゃ嬉しそうで、見ているこちらまで幸せになりました」など、称賛の声が寄せられました。
また、「こんな素敵な事あるんですね!」という驚きの声も。ねとらぼGirlSide編集部では、このサービスについて、奈良線を管轄するJR西日本近畿統括本部に話を聞きました。
――シールはどのような場所でもらえますか。また、どんなタイミングでもらえるのでしょうか。
JR西日本:近畿圏(滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・和歌山県・兵庫県)で展開しています。駅員や車掌からお渡しいたします。改札やホームで見かけたら、「でんしゃシールください!!」とお声かけください。
――動画のように、お子さんや親子でJR西日本を利用する方へメッセージがあればお願いします。
JR西日本:いつもご利用ありがとうございます。いろいろなデザインの「でんしゃシール」を用意しておりますので、ぜひ集めてみてください! 皆さんとお会いできることを楽しみにしております♪
なお、運転士さんなどからシールをもらえるのは、安全が確保され、業務に余裕があるときです。運転士さんや車掌さん、駅員さんはお仕事中。手を離せないときにシールをもらおうとするのは危険な場合もあるので、気をつけましょう。
運転士さんの思いがけないやさしい行動には、運転士に憧れる鉄道好きの子どもはもちろん、大人でもテンションが上がってしまいそう。鉄道好きならではの、すてきな瞬間を捉えた動画でした。
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