「午後ロー」が5560(ゴゴロー)回放送記念、視聴率歴代トップ5発表! 映えある1位は……(1/2 ページ)
まさかの結果で驚いた。
テレビ東京は「午後のロードショー」の5560(ゴゴロー)回放送を記念して、同番組の視聴率歴代トップ5を発表しました。「テレ東プラス」のサイト上では番組担当者のインタビューも掲載されています。
気になる歴代世帯視聴率のトップは、エディ・マーフィ主演の「ゴールデン・チャイルド」。邪教集団に誘拐された神の子「ゴールデン・チャイルド」を奪還するため“探し屋”が奮闘する、ちょっとコメディーなタッチもあるアクションありありの現代ファンタジーです。
エディ・マーフィのお調子者の演技がハマっているほか、午後のロードショーで放送された吹替版では表題でもあるゴールデン・チャイルドを「グーニーズ」「E.T.」「ネバーエンディングストーリー」で天才子役と称されていた浪川大輔さんが演じています。
他の作品では、「殿、利息でござる!(3位)」「武士の献立(4位)」など、意外と時代劇からのランクインが多いのも驚きです。
「午後のロードショー」歴代世帯視聴率トップ5
- 1位 「ゴールデン・チャイルド」(主演:エディ・マーフィ) 2004年12月29日(水):6.8%
- 2位 「刑事エデン 追跡者」(主演:メラニー・グリフィス) 1996年5月2日(木):6.7%
- 3位 「殿、利息でござる!」(主演:阿部サダヲ) 2020年5月6日(水):6.4%
- 4位 「大追跡サバイバル・ロード」(主演:ロバート・デュバル) 1997年4月30日(水):6.0%
- 4位 「武士の献立」(主演:上戸彩) 2020年7月23日(木):6.0%
- 5位 「スーパー・マグナム」(主演:チャールズ・ブロンソン) 2003年11月13日(木)5.7%
- 5位 「武士の家計簿」(主演:堺雅人、仲間由紀恵) 2020年5月5日(火)5.7%
(関東地区・番組平均世帯視聴率/ビデオリサーチ調べ)
登場回数が多い主演俳優ランキング(2022年度)では、クリント・イーストウッドが1位に。銃でドンパチする西部劇が午後ローのメインターゲット層に刺さるのは大きいのでしょうか。
なお、視聴率ランキングに「コマンドー」は入っていませんが、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーは登場回数で3位にランクイン。そして「コマンドー」は4月28日13時40分から放送される「放送5560回記念!スペシャルウィーク!」でオオトリを務めます。とんでもねえ、待ってたんだ!
「午後のロードショー」2022年度放送作品/主演俳優(登場回数)トップ3
- 1位:クリント・イーストウッド:13回
- 2位:ブルース・ウィリス:10回
- 3位:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、トム・クルーズ:6回
※女優部門の第1位はサンドラ・ブロックで4回
番組担当者のインタビューでは、「午後ロー」のメイン視聴者は60代以上の男性であり、アクション系を中心にラインアップしてることや、曜日の特集では女性をターゲットにサスペンス作品の特集も行っていることに触れています。さらに、スタッフが年間300から400本の映画を鑑賞し、誰もが楽しめる作品を探究していることも明らかに。
他にも、過去に「学校の怪談」がTwitter上の告知では驚異の数字を記録したものの、世帯視聴率は2.1%と振るわず、「午後ロー」の視聴者層とSNSをやっている層では違うのを痛感した、といった興味深い分析も明かしています。
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