秋野暢子、食道がんの状態は「完治ではありません」 番組出演後に寄せられた疑問に解答(1/2 ページ)
言葉の違いを丁寧に説明。
俳優の秋野暢子さんが4月29日にブログとInstagramを更新。27日に出演した情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)でステージ3の食道がんが寛解したことを伝えると、思わぬ反応が寄せられたことを明かしあらためて説明しています。
27日に「ミヤネ屋」に出演し、ステージ3の食道がんが見つかったいきさつや、医師から5年生存率が30%と伝えられたこと、放射線治療で7つあったがんが全て消滅し現在は寛解状態にあることなどを明かしていた秋野さん。29日には、この放送を見た人から「エェー寛解って言って良いのかなぁ~」と寛解と言い切るには時期尚早ではないかという声が寄せられたとつづっています。
秋野さんはこれに「寛解の意味をご紹介しますね」と前置きし、寛解とは「一時的あるいは永続的に、がん(腫瘍)が縮小または消失している状態のこと」「つまり、寛解は完治ではありません」と説明。がん細胞が再び増えたり転移したりする可能性もあるため治療を継続する場合もあるとつづり、「これからも定期的に検査を続けて、寛解状態を保つことで最終的に完治に繋がると言う事ですね」と伝えました。
また、「稀に、食道がんはこのままがん細胞が消えてしまう事もあるようですが。油断禁物です」とまだ気が抜けない状態にあることを強調。「次の鬼が登場しないように また、したとしても早期発覚早期治療となるように検査です」「そして、治療がスムーズに進むように体力をしっかりつけておくことが大切ですね」と病気との闘いが終わったわけではないとしています。なお、「国立がん研究センター」公式サイトでも寛解について同様の説明がされています。
寛解は誤解されやすい言葉として国立国語研究所で解説されているほどで、ファンからは「なんと今の今まで誤解していました」「まだ誤解されてる方が多いようですね!」と反応が。「今は治ってるよ! 予後の注意は必要だよって言う事ですよね」といった声も寄せられていました。
秋野さんは2022年6月に食道がん治療のため入院生活をスタートさせ、11月に退院。その後、2023年1月には仕事に復帰しますが、2月に“限りなく怪しい鬼らしき物”が見つかり、3月に再入院して内視鏡手術で切除したことを報告。4月24日には、PET/CT検査の結果、7つのがんが消滅していたことを伝えていました。
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終活にも向き合っている秋野さん。
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