「アーマード・コア6」発表→社員から謎の副業届と5万円超えの経費申請が…… ゲーム会社に提出された書類が話題(1/2 ページ)
騙して悪いが、これも仕事(?)なんでね。
フロム・ソフトウェアの人気シリーズ最新作「アーマード・コア6」が発表された後、謎の副業届と高額な経費申請を受けたという企業が、Twitterで注目を集めています。
注目を集めているのは、建築からスローライフまで幅広い遊びが楽しめるゲーム「クラフトピア」を制作しているポケットペア。公式Twitterの投稿を見ると、そこには4月28日に社員から提出されたという副業届の画像が公開されています。
内容を確認すると、副業を行う会社は「惑星ルビコン」にあり、副業の理由は「大破壊から続く因縁の解消のため」と書かれています。
これらは2023年8月25日に発売日が決まった「アーマード・コア6」の設定が元となっているネタ。常識的に考えれば、こんな申請を出した日には悪質なイタズラとしてめちゃくちゃ怒られそうですが、「エルデンリング」が発売された時に「エルデン休暇」を支給したポケットペアならではの申請ですね。
一見すると突拍子もない内容ですが、しっかり「新規事業の開拓」を視野に入れているので、惑星ルビコンにおける活動も立派な仕事と言えるでしょう。騙して悪いが仕事なんでな。承認してもらおう。
ちなみに、備考欄には5万7200円という高額な経費の申請も行われていたようです。これは限定版「プレミアムコレクターズ・エディション」の購入費用で、検討を重ねて承認の方向で進めていたところ、予約受付が終了してしまったそうです。
この教訓を無駄にせず、今後は承認プロセスを無視できる上限20万円のフロム・ソフトウェア専用カードを作成したそうですが、後日20万円を超えるスケールモデルを購入しようとする社員が現れ、早々に予算オーバーしてしまう事態に陥っているようです。いまごろ社内で苛烈な経費戦争が行われていることでしょう。世に平穏のあらんことを。
(春山優花里)
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.