夏休み前に覚えておきたい「浴衣の基本」をイラストで解説 着方やたたみ方、令和の着こなし術に2.1万いいね(1/2 ページ)
自分で浴衣を着ておでかけしたい人に。
浴衣の着方を分かりやすく解説したイラストがTwitterに投稿され、反響が寄せられています。投稿には記事執筆時点で2万1000件以上の“いいね”が集まりました。夏祭りや花火大会の前にチェックしておきたい……!
投稿者は、着物の魅力を発信しているエッセイスト、イラストレーターのきくちいま(@imappage)さんです。
注目を集めたきっかけは、きくちさんが中学生に浴衣の着方を教える際に使うレジュメをTwitterに投稿したことでした。投稿では「浴衣の着方」「帯の結び方」「浴衣の仕組み」「浴衣のたたみ方」の4項目に分け、それぞれイラストを交えて解説しています。
「浴衣の着方」では、浴衣は男女問わず左の衿が上にくるように着ること、意外に透けやすいことなど、基本的なことを紹介。そして、1人で浴衣を着る方法を順を追って説明しています。
一般的な着方に加えて、腰ひもはウエストではなく腰で結ぶと良いことや、胸ひもを優しく締めれば苦しくないことなど、日頃着慣れない浴衣でも心地よく着られるポイントを解説。要点には「ここが肝心!」と書いて目立たせ、1人で着るときのポイントをわかりやすくまとめました。
難しいイメージのある帯締めについては、「衣がはだけないように結ぶだけなので、脱落しなければOK」とのこと。レジュメでは半幅帯を使用した一文字、蝶、文庫の締め方や、男性の角帯の締め方を解説しています。
また、きくちさんは「帯結びが緩まないようにベルトやひも、リボンなどをしてもOK!」と、着こなしのアドバイスも書き添えました。足元もげたにこだわらず、サンダルにしても良いとのこと。浴衣の色や柄に合わせて、帯の結び方や合わせる小物を変えるのも楽しそうです。
きくちさんのレジュメでは、他に「浴衣の仕組み」と「浴衣のたたみ方」も解説しています。脱いだ浴衣のたたみ方は、意外と困ってしまうもの。レジュメを見ながらきちんと収納しておけば、来年以降も気持ちよく浴衣を着られますね。
投稿には「シンプルでわかりやすいし、丁寧で口調が優しい。押さえるトコ押さえてる」「たたみ方まで載ってるのありがたいね!」と絶賛の声が集まりました。また、「この資料15年前に欲しかったなー」「中学生ではないけど参考にさせていただこう」「着物初心者のおとなでも使えるぞこれは!」と、大人からも参考にしたいという声が続々と届いています。
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