白黒写真に写ったハンサムすぎる“若き日の父”に驚き 漫画家の娘が描く「イケメン」の基礎になった父の姿が麗しい(1/2 ページ)
昭和の俳優にいそうな男前。
漫画家の娘が、父と撮った古い写真をTwitterに載せてみたら、今現在の自分とのまさかのつながりを指摘され……。そんなエピソードがTwitterで話題になっています。投稿には記事執筆時点で9800件以上の“いいね”が集まりました。お父さんイケメンだな!
投稿者は、2023年にデビュー35周年を迎えた漫画家の碧也ぴんく(@pinkjyoudai)さん。今回注目されているのは、2022年に亡くなった母の遺品から出てきたという2枚の白黒写真です。岡山後楽園の芝生の上で撮影された写真には、ほっぺがぷくぷくでかわいらしい幼少期の碧也さんと、30年ほど前に亡くなった父が写っていました。
端正な顔立ちに180cmの高身長、黒の背広をビシッと着こなすモデルのようにハンサムな碧也さんのお父さん。タバコを片手にわが子を見守る姿からは、昭和の時代の空気が伝わってきます。なお、写真を撮影した当時お父さんは20代半ばだったとのこと。それにしては、大人の魅力がありすぎます……!
碧也さんは、写真を見つけた際にもこの画像をTwitterに投稿。すると、碧也さんの漫画の読者から、お父さんが碧也さんが描く漫画の登場人物に似ているという声が集まったのです。
中でも「似ている」という声がよく上がったのは、『星のとりで』いう作品の主人公の土方歳三。ヘアスタイルや衣装のイメージは違うものの、顔立ちや表情、たたずまいが似ているという声が寄せられました。
また、ハーレクインロマンスのコミカライズ雑誌の表紙で描いたという絵は、衣装やヘアスタイルもそっくり! いずれも、吸い込まれそうな力のある目元が特に似ています。キリッとした眉毛やスッと高い鼻、薄めの唇など、お父さんのいいところが全てキャラクターに反映されているようです。
他作品でも、自らが描く「イケメンな大人のヒーロー」はこのタイプの顔立ちが多いという碧也さん。しかし、父親を意識して描いたことはなかったそうで、このことはファンにいわれて初めて気づいたといいます。
「言われてみると確かに似ているような気がするので、無意識の刷り込みなんだろうか…と、ちょっと驚いてます。ファザコンとかでは全くなかったので、意外なんですが、遺伝子レベルの影響を感じますね…」という碧也さん。「かっこいい男性」を思い浮かべたときに、その見本となるのが一番身近にいたお父さんだなんて、すてきすぎますね!
この投稿には「映画のワンシーンのようです」「端正や端麗と言った言葉が似合うお父様ですね」「誰もが目を奪われていく完璧で究極のハンサムですわ」といった反響が。また、「どことなく土方さんに通じるものがあるなぁと」「お顔もですが、しぐさが土方さんぽいです!」といった、碧也さんのファンからの声も多数寄せられています。
碧也ぴんくさんは、『新書館ウィングス』にて江戸料理漫画「ふくふくまんぷく」を連載中です。
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