アニメ「異世界スーサイド・スクワッド」制作決定　なぜか「ニンジャバットマン」もトレンド入りしてしまう

　DC原作の「スーサイド・スクワッド」を日本発の完全新作オリジナルアニメとした「異世界スーサイド・スクワッド」の制作が決定。併せてPVが公開されました。ネットでは、製作陣の豪華さが話題となる一方、「ニンジャバットマン」を連想する声も多く、同ワードがTwitterトレンド入りするなど反響を呼んでいます。

　米国で開催中の「Anime expo 2023」で発表されたもので、ハーレイ・クインやジョーカーらおなじみのヴィラン（悪党）が異世界を舞台に“暴”険を繰り広げる物語を、「ジョジョの奇妙な冒険」アニメシリーズなどを手掛けるワーナー ブラザース ジャパンが日本発の完全新作オリジナルアニメーションとしてプロデュースするもの。アニメーション制作は「SPY×FAMILY」「王様ランキング」などで知られるWIT STUDIOが手掛けます。

　シリーズ構成・脚本は「Re:ゼロから始める異世界生活」原作者の長月達平さんが、「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」でタッグを組んだ梅原英司とともに参加。キャラクターデザイン原案は「鴨乃橋ロンの禁断推理」「家庭教師ヒットマン REBORN!」などを手掛ける天野明さん、キャラクターデザインは細田直人さん、音楽は「Re:ゼロから始める異世界生活」の末廣健一郎さん、監督は同作が初監督となる長田絵里さんが担当します。

　この発表に関連し、Twitterトレンド入りしたのが「ニンジャバットマン」。同作は、バットマンが戦国時代の日本にタイムスリップし、宿敵ジョーカーをはじめ戦国大名となったヴィランらと時空を越えた壮大な戦いを繰り広げる2018年公開の劇場アニメ。DC×異世界ものの先鞭（せんべん）を付けた作品で、高木渉さんと釘宮理恵さんが演じたジョーカーとハーレイ・クインが好評だったこともあり、「異世界スーサイド・スクワッド」にもそうしたクオリティーを期待する声が挙がっています。

　

Suicide Squad and all related characters and elements (C) & TM DC (C) 2023 Warner Bros. Japan LLC