“深刻な細菌感染症”でICUのマドンナ、退院から1カ月で生還の喜び “世界的ポップスター”の亡き友思い出す贈り物に「むせび泣いた」(1/2 ページ)
元気になってよかった……。
現地時間の7月30日、米ポップ歌手のマドンナがInstagramを更新。“深刻な細菌感染症”で数日ICU(集中治療室)入りしていた彼女が、退院してから約1カ月を迎え、自身を支えてくれた多くの人々へ感謝のメッセージをつづりました。
マドンナはInstagramへ投稿した3枚の写真に長文を添え「家族や友人たちからの愛は最良の薬。退院してから1カ月、私はこう振り返ることができます」とまずコメント。
「あなたは母親として、子どもたちの必要ごとに巻き込まれて、永遠に与えるばかりであるように見えるかもしれない……」「でもいざというとき、子どもたちは本当に私のため力を発揮してくれました。彼らの見たことがない一面を見ました。見違えました」と半ば自身に問いかける形で、子どもたちがいつのまにか頼れる存在になっていたことに気付いたとし、1枚目の写真では17歳の息子のデヴィッド・バンダを背後から抱きしめ、3枚目では26歳の娘ローデス・レオンとピースサインをしています。
「友人たちからの愛と支えもそうでした」と続けた後、「私が持っている写真を拡大してもらうと、アンディ・ウォーホルによって撮影された、マイケル・ジャクソンの顔が描かれたジャケットを着たキース・ヘリングのポラロイド写真が見えると思います」と説明。その言葉通り、2枚目の写真では額縁に入れられた当該写真を掲げています。
マドンナは「この贈り物を開けたとき、私はむせび泣きました。彼らや、もうこの世を去ってしまった人たち、出会えたことがどんなに幸運であったか」ともう今はいない友人たちへ思いをはせ、この写真を自身へと贈ったマネージャーのガイ・オセアリーに感謝を述べています。
最後にマドンナは、「私を守り、やり残した仕事を終えるためここにとどまらせてくれた天使たちに感謝します」と今生きている喜びと感謝をつづり、コメントを締めくくりました。
この投稿へは「天使たちが私たちと同じ時代にあなたを与えてくれたこと、何て幸運なことだろう」「まだ僕たちと一緒にいてくれてありがとう、マドンナ。愛とともにあなたのツアーを待っています」「ああ、以前よりずっと美しいね」など、マドンナの回復を喜ぶコメントが続々寄せられていました。
6月29日にマネジャーのInstagramを通じ、深刻な細菌感染症を発症したことが明かされたマドンナ。7月15日のカナダ・バンクーバー公演を皮切りに、北米と欧州をまわるワールドツアーを計画していましたが、当該投稿では「ツアーを含む全ての予定を中断する必要がある」とも伝えていました。
7月11日にInstagramを更新したマドンナは、自宅で撮影した写真ともに、徐々に回復していることを報告。さらに27日には、自身の楽曲「ラッキー・スター(原題)」に合わせて踊る姿を公開。元気になっていく姿を見せ、世界中のファンを安心させていました。
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