夏休みの宿題を進めずにいると、危機が一目が分かる進捗表が話題に 子どもでも管理しやすい仕組みに「分かりやすい!」「天才過ぎます」の声(1/2 ページ)
大人でも応用できそう。
夏休みの宿題を少し進めては満足してしまう子どものために、母が作った進捗表がX(Twitter)に投稿され、「分かりやすい!」「天才過ぎます」と話題になっています。この投稿には、記事執筆時点で1万2000件を超える“いいね”が集まりました。
投稿者は、中学生の長女と小学生の次女を育てているなちゅ。(@itacchiku)さんです。
10歳の次女ちゃんは、友達と一緒に勉強を進めた日はいいものの、満足感からかその後数日は宿題に手をつけなくなってしまうのだとか。そんな次女ちゃんのために、なちゅ。さんはオリジナルの宿題進捗表を作ることにしました。
完成したのは、夏休みの残り日数と宿題の残りページが一目で比較できる表。縦軸には夏休みの残り日数が降順で記され、横軸には「漢字ドリル」「百ます計算」の宿題内容が列になっています。それぞれの宿題の列には、宿題の残りページ数が一目で分かるように、残り日数1日目から上へ伸びるようにマスに色が付けてあります。
表は、宿題を進めるごとに色のついたマスに×印を付けてつかっていきます。また、1日が終わるごとに横に赤線を引いて残り日数を消していくのがポイント。赤線が×印のない色付きマスと重なったら、1日1ページの進行速度では始業式に間に合わないことを示しています。これは分かりやすい! 宿題をどんなスピードでどれくらいすすめればいいかを可視化できるのが、子どもにも大人にもうれしいですね。
この投稿には、「分かりやすい!!」「これ参考にさせていただく!」「これは危機感ある、この発想はなかったあ」「これはよくできてますね! なんかこう、テトリスやぷよぷよみたいな落ちものパズルの『迫り来る感じ』があります」といった称賛の声が多数寄せられています。
なお、なちゅ。さんは昨年は宿題の管理に「バーンダウンチャート」を導入していたのだとか。こちらは、縦軸に作業量、横軸に時間を入れ、理想線、計画線、実績線を線グラフで書き込み、進行状況を視覚化するものです。しかし、これはグラフを書き入れる作業が大変だったそうです。管理がしやすい今回の表は、その経験から生まれたものなのですね。
夏休みは長いようであっという間。まだまだあると高をくくっていると、終盤に宿題が終わらず焦ってしまうこともしばしばです。このように分かりやすい表があると、宿題がはかどりそうですね!
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