赤ちゃんと初対面したハスキー犬　芽生える兄の自覚に「なんて優しいお兄ちゃん」「ふたりの成長が楽しみ！」　飼い主に話を聞いた（1/3 ページ）

　愛犬と赤ちゃんの初対面の様子を捉えた動画が、YouTubeチャンネル「もんちゃんっていうよ。【シベリアンハスキー】」に投稿されました。動画は記事執筆時点で再生数104万回を突破、「なんて優しいお兄ちゃん」「もんちゃんと赤ちゃんの距離をしっかり考えているのがいいと思いました」などのコメントがたくさん寄せられています。

　飼い主さん夫妻と暮らす2歳のシベリアンハスキー「もんちゃん」。2023年7月1日に飼い主ママは女の子の赤ちゃんを出産し、もんちゃんは晴れて“お兄ちゃん”となりました。分娩時は以前もんちゃんが夫妻の結婚式でリングドッグをしたときに着けていた黄色のリボンを握りしめていたというママ。もんちゃんパワーで出産を乗り切りました！

　出産日は夜中に陣痛がきて慌てて家を出たとのこと。お留守番となったもんちゃんは、その慌ただしさに何かが起こったことを察知、ドアを爪でガシガシとやり、見えない敵からママを守ろうとしていたようです。

　ママと赤ちゃんの退院までは毎日ビデオ通話をして、もんちゃんは少しずつ“赤ちゃん”という新しい存在に興味を示すようになってきました。そして退院後、実家に戻ったママと赤ちゃん。いよいよもんちゃんと赤ちゃんの初対面です！　ベビーラックで寝ている赤ちゃんがもんちゃんの前に姿を見せると、不思議そうな顔で近づいていきます。人間にしては小さい存在に驚き、ネット越しに赤ちゃんを見つめてはクンクンと匂いをかいでいました。

　優しい性格のもんちゃんですが、大型犬ということもあり慎重に考えている飼い主夫妻。今回は初対面なので、万が一を防ぐためにハーネスを付けました。これからふたりが一緒に暮らしていくために、もんちゃんに赤ちゃんは小さくて大切な存在であること、おもちゃなどではないことを認識してもらうのはもちろんのこと、飼い主夫妻が最大限の配慮をしつつ、少しずつふたりの距離を縮めていく方針とのことです。

　賢いもんちゃんには、赤ちゃんがとても大切だということは伝わったもよう。自宅に戻ってからも、ベビーベッドで赤ちゃんが泣くたびに様子を見に行き、飼い主夫妻に「泣いてるよ！　早く抱っこして！」というような態度を見せます。早速お兄ちゃんっぷりが板についてきた姿に、飼い主夫妻もほっと一安心したとともに、良い兄妹になりそうだと喜びが胸に迫るのでした。

　しっかりお兄ちゃんしていたもんちゃんですが、赤ちゃん用のおもちゃが気になっていつもの間にか自分のものにするなどまだまだ子どもな一面も。そんな姿もいとおしいですね。

　赤ちゃんの救急搬送などもあり（※異常なく退院）、トラブルもあったけれど3人と1匹＝よにん家族になったもんちゃんたち。これからのふたりの成長と新しい生活がとっても楽しみですね！

「もんちゃんっていうよ。【シベリアンハスキー】」飼い主インタビュー

　シベリアンハスキー「もんちゃん」と飼い主夫妻の日常の様子を伝えるYouTubeチャンネル「もんちゃんっていうよ。【シベリアンハスキー】」は2021年11月に開設され、2023年8月時点でチャンネル登録者数が2万8000人を記録しています。

　ねとらぼでももんちゃんの海デビューや船の操縦（？）の様子、リングドッグを務める姿などを紹介してきました。

　今回はもんちゃんの性格や日常の様子などについて、飼い主さんに詳しく聞いてみました。

寝るときでもいつも一緒です

――もんちゃんの紹介をお願いします！

　やんちゃで寂しがり屋な2歳の男の子です！　好きなことはボール遊びと鳥さんを追いかけることです。

――もんちゃんをお迎えしたときのことを教えてください

　ブリーダーさんが投稿した画像に一目ぼれして深夜でしたがご連絡させて頂きました（笑）。当時は耳も垂れていて、情けない表情が堪らなくかわいかったです！

――もんちゃんと飼い主さん一家との関係性はいかがですか

　寝るときでもいつも一緒で、楽しく暮らしています！