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ロイヤルホストで5000円超の「厚切りワンポンドステーキ」を食べてみた! ご馳走らしいボリューム感に大満足!!(1/3 ページ)

正真正銘の「ご馳走」でした。

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今回の主役、ロイヤルホストの5000円超の「厚切りワンポンドステーキ」

 ファミレスで注文するにはちょっと勇気が必要な高額メニューとしてたびたび話題になるのが、ロイヤルホストの「厚切りワンポンドステーキ」。名前の通り、焼く前の肉の重さは1ポンド(約450グラム)、価格は5588円(一部店舗は5643円)と、なかなかのボリュームとお値段です。が、実は値段以上のクオリティであるとSNSで言及されることもしばしば。どんな味なんだ……?

 ということで、今回はド正面からロイホに取材を依頼し、この「厚切りワンポンドステーキ」を実際に食べに行ってみました。結論から書くと、価格に見合ったしっかりした満足感を感じられるステーキなのは間違いなし! 「今日は贅沢するか!」というときにピッタリな、ご馳走らしいボリューム感のメニューでした。

5000円超のワンポンドステーキが到着!

 やってきたのは兵庫県神戸市にある「ロイヤルホスト湊川店」。幹線道路沿いに建つ、昔ながらのファミレスといった雰囲気の店舗です。席に着くなりさっそく、厚切りワンポンドステーキをオーダーしました。

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ロイヤルホスト湊川店。ちょっとレトロなファミレスっぽいムードが魅力のお店です

 肉だけってのもちょっとな、ということで、一緒にライスの大盛りも頼んでみました。ご飯がないのは450グラムのステーキに対して失礼にあたりますからね。ステーキの到着を待ちながらメニューを確認してみたところ、値段はマジで5588円。本当に来ちゃうんだね、ここに……5000円超のステーキが……。

マジで5588円って書いてある……!

 待つこと10分ほど、ついにワンポンドステーキが到着! どうでしょう。このサイズ感が伝わりますでしょうか。横に置いてあるのは同席してくれたロイホの広報さんのiPhoneなんですが、横幅はiPhoneのほぼ倍、厚みは3倍程度のボリューム感。ゴ、ゴツい……。

着丼(丼ではない)
光り輝いて見える。この格子状の焼き目といい、まさに全人類が想像する「ステーキ」そのもののビジュアルです
CABの認定マークが誇らしげに突き刺さっております
スマホどころの騒ぎではない大きさ。早く食べたい……
なんとかしてこの厚みを伝えたい。マジでiPhoneの3倍くらいの厚さがあります

 厚切りワンポンドステーキの場合、ソースは1種類が「だし醤油」で固定、もう1種類を「ドミグラスバターソース」「ガーリッククリームソース」「おろしゆずぽん酢ソース」の3種のうちから1つ選べます。

 今回は広報さんのオススメに従って「ドミグラスバターソース」をオーダーしました。広報さん曰く「どのソースもおいしいですが、『ドミグラスバターソース』にはパセリガーリックバターが添えられていますが、同時に食べ進めたとき『だし醤油』との相性が特にいいです」とのこと。ちなみに2種のソースのうち1種類が「だし醤油」で固定されているのは、「他の3種のどれと組み合わせても味の相性がいいため」だそうです。知見だ……。

ワンポンドステーキにはソースが2種類ついてきます。固定のソース「だし醤油(左)」と今回選んだ「ドミグラスバター(右)」

「どうだ! 肉だぞ!」という旨味がガツンと感じられる

 このあたりのお話を聞いているあたりで我慢の限界を迎えたので、さっそく食べてみることに。肉と同じくらいゴツいステーキナイフで切り分けてみれば、中身は見事なミディアムレアです。ひとまず何もつけずに一口食べてみると、分厚い赤身肉ならではのみっしりした歯応えと「どうだ! 肉だぞ!」という旨味がガツンと感じられます。う、うまい……。

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すげ~ゴツいステーキナイフが付いてくる。刃にはCABの認定マーク入り
切ってみると中身は見事なミディアムレア。うっすらと赤みの残った「核」の部分がイカします

 「口の中でとろけちゃう~」みたいな脂身のおいしさではなく、あくまでがっちりと重みのある肉らしさで勝負を仕掛けている感じがあり、「ロイホ、ステーキに対して確固たる思想があるな……」と思わされました。

 2種類のソースも、どっちもうまい。だし醤油は醤油っぽいエグみは弱めのチューニングになっており、あくまで肉の引き立て役としてステーキをアシストしています。ドミグラスバターはだし醤油に比べるとどっしりした味で、昔ながらのステーキハウスっぽさも感じられるテイスト。

 2種類を比べると、「だし醤油でベーシックな肉のおいしさを味わってから、変則的なソースで味変してくださいね」という意図がはっきり分かります。あと、単純に肉のボリュームがあるので、やっぱりソースが2種類あるのはありがたい。

「絶対にいい加減な付け合わせは添えないぞ」というロイホの思想

 ステーキ以外の要素についても注目です。一見して「なんの菜っぱだろう?」と思ってしまった付け合わせは、なんとケール。生でも食べられるくらい苦味の少ないカリーノケールという品種を軽く蒸して、オリーブオイルと塩胡椒で味付けしたものが添えられています。

 「絶対にいい加減な付け合わせは添えないぞ」というロイホの思想が感じられますね。ケールの横に添えられているのはポテトとマッシュルームのバターソテー。そして肉に火が入りすぎるのを防ぐため、ステーキの下にはグリルしたオニオンが敷かれています。

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「こんなに緑色の野菜ある!?」と思ったら、ケールでした。ステーキにケール。カッコいい……!

 この付け合わせのネタも徹底してチョイスがカッコいい。ケールもイカしていますが、ただの焼いたり揚げたりしたジャガイモではなく、「ポテトをマッシュルームと合わせてバターでソテーする」と工程に一捻り加えているところにシビれます。

 また、肉が乗っている皿はステーキ屋さんなどでよく見る金属製のものではなく、陶製の耐熱皿が使われています。これは岐阜県の名産品である美濃焼なんだそうで、焼いた肉に火が入りすぎることなく、適度に保温してくれる皿を目指して開発したものとのこと。確かに、ステーキを食べている間も温度が落ちず、最後まで温かい状態を保ったまま食べ切れました。すげえ。

もうこんなに減っちゃった……
あっという間に完食。ご馳走様でした!

 そんなこんなでいちいち「思想だ~」とか言って喜んでいる間にもスルスル食べ進んでしまい、気がついたらライスと一緒に完食。450グラムのステーキってどんなもんだろう……と思っていたんですが、全然食べられちゃいますね。

 特段食が細いわけでもない大人だったら、多少お腹が空いていればペロッと食べられるサイズ感だと思います。それでいて「肉を食ったな!」「ご馳走だったな!」という確かな満足感があり、これで5000円超なら妥当だなと納得してしまう内容でした。手軽に楽しめるちょっとした贅沢として、月1くらいで通いたい。

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