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ロイヤルホストで5000円超の「厚切りワンポンドステーキ」を食べてみた! ご馳走らしいボリューム感に大満足!!(2/3 ページ)

正真正銘の「ご馳走」でした。

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なんと約3割程度しかクリアできない基準を通った肉を使用!

 では、そんなステーキやロイホのメニューに込められたこだわりとはどんなものなのか。食後に落ち着いたところで、同席してくれた広報さんに聞いてみました。

――ステーキ、めっちゃおいしかったです! おそらくいろいろなこだわりがあるんだろうな……という、しっかりした味でした。

広報さんありがとうございます! ステーキのメニューは、ロイヤルホスト全体のメニューの中でも割合が多いので、やはり力を入れています。

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 例えばステーキメニューで使っている牛肉なんですが、ロイヤルホストが使っているのはCAB(サーティファイド・アンガス・ビーフ)という肉です。アメリカでは、赤身のおいしさと脂身のバランスが良いアンガスビーフなどが好まれています。

――それって、普通の牛肉とは違うんですか?

広報さん通常アメリカでは、農務省が牛肉の肉質などに等級を設けて評価をしています。が、それとは別にCAB協会という団体がありまして、この団体は農務省のものよりも厳しい基準を設けて、独自にアンガスビーフを格付けしています。

 ロイヤルホストが使っているのはこのCAB協会の認定を受けた牛肉で、アンガスビーフ全体のうち約3割程度しかクリアできない基準を通ったものになります。

――厳しい……。

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広報さんそれをアメリカから直輸入しているんですが、輸送時も冷凍はせずチルドで塊のまま運んで、それを塊のまま店でトリミングして、1枚ずつ手切りでご提供しています。冷凍の場合、解凍によりドリップで旨みが抜けたり、臭みが出やすくなりなったりしますし、空気に触れることでも変質しやすくなります。だから一度も冷凍やスライスをせず、店でトリミングしています。

広報さん「個人的にも「おおっ!?」と思う額(笑)」

――は~、手間がかかってるんですね……。しかし、ファミレスでステーキに払う価格としては、5000円超というのはけっこう躊躇する人もいるのでは……という気がします。

広報さん値段についてお問合せいただくこともありますし、個人的にも「おおっ!?」と思う額だとは思います(笑)。

 ただ、高額な商品を作ろうとしてこうなったというわけではなく、あくまで品質にこだわりを持って作った結果です。肉のジューシーさや旨味を味わうためには「厚み」というのは非常に重要な要素だと考えておりますので、それを楽しんでいただくために1ポンドという量目を選択した結果、この価格になったということですね。

――しかし、そもそも200グラムのステーキが3080円なんで、450グラムで5000円というのはちょっとお得なんですね。

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広報さんそうなんですよ! 量目が多いぶん、450グラムのほうが少しお得になってます。サイズとしては、ワンポンドステーキを半分に切り分けたものが200グラムのほうに回ってくるというイメージです。

 以前は450グラムのみ厚切りでご提供しておりました。ですが、フェア商品として200グラムも厚切りで出したところ評判がよかったので、現在は200グラムも450グラムも厚切りでご提供しています。薄いものも食べやすくておいしいですが、やはりステーキのおいしさをより強く感じられるのは厚切りだと思います。

――これだけ大きい肉だと焼くのも大変だと思いますが、どうやってワンポンドのステーキを焼いているんですか?

広報さんステーキの表面に格子状の焼き目が付いていたと思いますが、これはチャコールグリルという調理器具で付けたものです。

 ロイヤルホストでは格子状の網の下に炭ではなく溶岩石を置いていまして、これを加熱することで300度を超える高温が出るんです。それで表面を一気に焼くことで旨味を閉じ込めてから、コンベアオーブンで中まで火を入れています。

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ワンポンドステーキ(450グラム)はシェアして楽しむのも可!

――これだけボリュームのあるステーキだと、やっぱり男性からの注文のほうが多いんでしょうか?

広報さんワンポンドの場合は、やはり男性の支持のほうが高いというのはあると思います。ただ、これはメニューにも書いているんですが、ワンポンドステーキはシェアしていただいても大丈夫なんですよ。

 これは私もよくやる頼み方なんですが、1人で450グラムは多いと思う方でしたら、「前菜としてサラダやムールフリット、ドリンクにハーフのスパークリングワインも頼んで、飲みながら食べすすめつつ、メインとしてワンポンドステーキをシェアして、最後にパフェを食べて帰る」みたいな使い方もあります。

 いろいろとセットメニューもありますので、ワンポンドステーキを「コース料理の一部」と捉えていただいて、オリジナルのコースを組んでいただいても面白いかもしれません。

――ああ~! それは楽しそう! 前菜っぽいメニューもスープも単品で用意されてますもんね。そう考えると、ロイヤルホストってファミレスではありますけど、あくまで「きっちりしたレストラン」的な使い方もできるんですね。

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広報さんそうなんです。ロイヤルホストは業態としてはファミリーレストランですが、自分たちとしてはあくまでオーソドックスな「レストラン」だと思っています。

 そんな中でワンポンドステーキに着目してもらえるのは非常にありがたいですし、それがきっかけでロイヤルホストのことを知っていただいて、もしお店選びのときの選択肢にロイヤルホストを入れていただけたなら、とてもうれしく思います!


 ということで、ロイホの「厚切りワンポンドステーキ」は5000円超ですが、その分厳しい基準をクリアした肉を使い、輸送や厚み、焼き方にも徹底的にこだわり抜いているようです。広報さんに話を聞いて、食後の圧倒的な満足感の理由もうなずけました。複数人でシェアしても楽しめるので、「今日は贅沢するか!」というときにぜひ!

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