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創業130年老舗駅弁メーカー、食中毒事故で営業禁止に 全国で被害拡大……患者数は270人(1/2 ページ)
被害は270人に。
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青森県八戸市は、市内の駅弁メーカー「吉田屋」の弁当を食べた人の間で体調不良などの被害が拡大している問題について、9月23日までに同社に対する営業禁止処分を下したと発表しました。
埼玉県は19日、関東地方地盤のスーパー「ヤオコー」で16日に吉田屋の弁当を購入し、食べた人に下痢や嘔吐などの体調不良が発生していると発表。16日~18日の3連休に吉田屋の弁当を販売していた東北地方地盤のスーパー「ヨークベニマル」や中国地方地盤の「イズミ」も、弁当に商品不良がみられるとして注意を呼びかけていました。
吉田屋は17日、同社が製造する11種類の弁当に商品不良がみられたとして、製造・販売を停止すると発表。その後、福岡県、福島県、香川県などでも同社の駅弁を食べた人から体調不良の被害が確認されるなど、影響が全国に広がっていました。
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八戸市は23日までに公式サイトを更新し、15日と16日に吉田屋で製造された弁当において、黄色ブドウ球菌及びセレウス菌を原因とする食中毒が発生したと発表。23日、同社に対し営業禁止命令を下したとしました。食中毒事故の患者数は270人としています。
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