まさかの内閣府コラボ　個人VTuber「宇推くりあ」が宇宙開発利用大賞PRキャラに就任　起用の決め手や意気込みを聞いた（1/3 ページ）

　ロケットアイドルVTuber・宇推くりあ（@clearusui）さんが、内閣府が主導する「第6回宇宙開発利用大賞」のPRキャラクターに選ばれ、SNS上で大きな注目を集めています。

　宇推くりあさんはタレント事務所に所属せず、個人勢として活動しているVTuber。ロケットなど宇宙分野に詳しく、自身のYouTubeチャンネルでロケット打ち上げを実況・解説する同時視聴企画などで人気を集めています。最近は、2023年7月に行われた「イプシロンS」の燃焼試験を現地取材するなど、バーチャルとリアルの垣根を超えた活躍をみせています。

　そんな宇推さんをPRキャラクターとして起用したのは、宇宙開発の分野で顕著な功績があったと認められる事例を表彰する「宇宙開発利用大賞」。日本の宇宙開発分野の成長や理解の醸成に寄与することを目的とする、内閣府が主導する宇宙政策の一環として行われています。

　その広報を担うPRキャラクターに宇推さんが選ばれたというニュースは、2023年10月13日に正式発表された直後からSNS上で大きな注目を集めました。

　PRキャラクター就任の発表と同日に内閣府の公式Xアカウントに投稿された動画は、すでに280万回を超える再生数を記録しているほか、10月17日から20日にかけて千葉・幕張メッセで行われたデジタル技術見本市「CEATEC2023」では掲出されたポスターが注目を集めていたようです。

　行政とVTuberによるコラボレーションに、Xでは「すごい！おめでとうございますッ」「内閣府の人も見てたんだｗｗ」「どんどんすごいところまで行ってる……！」といった反応が寄せられていました。

　PRキャラクター就任について、宇推さんにどういう思いで依頼を受けたのかを聞いたところ、「お声がけいただき、とても驚きました！」とオファーが来たことにびっくりしつつも、「普段から宇宙を身近に感じてもらうために活動をしていて、バーチャルYouTuberを好きな人と、宇宙開発が好きな人を繋げたいと思っていたので、とてもうれしく思っています」と、約3年にわたる自身の活動が1つの形に結実したことを喜んでいる様子でした。

　最後に「宇宙開発利用大賞」の応募を検討している個人・企業に向けたメッセージも届いています。

宇推くりあさんからのメッセージ

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画像提供：宇推くりあ（@clearusui）さん、内閣府宇宙開発戦略推進事務局