チケット1枚「50万円」転売の日本シリーズ、関連商品もメルカリで高騰 阪神電鉄の記念入場券は価格3倍に(1/2 ページ)
余波は関連グッズにも。
10月28日から始まる阪神タイガース対オリックス・バファローズの日本シリーズを前に、フリマサイト「メルカリ」では関連グッズの高額転売が行われています。
同じ関西を本拠地とし、さらにホーム球場の最寄り駅にそれぞれ乗り換えなしでアクセス(※阪神なんば線と阪神本線の直通列車に乗った場合)できることから「阪神なんば線シリーズ」とも言われている今シリーズ。日本シリーズのチケットが発売されると、チケット流通サイトでは1枚50万円の価格で販売されたケースもあるなど、価格が高騰しました。25日現在、チケット流通サイトでは10万円台で販売されているチケットもあります。
チケットの転売についてNPB(日本野球機構)は、公式サイトで「有償・無償を問わず、入場券及び予約番号を不特定の第三者に転売その他の方法で取得させること(以下、『転売等』といいます)は『試合観戦契約約款』第4条(転売等の禁止)により禁止されております。二次流通サイト等、インターネットを介した転売はすべて禁止条項違反となります」と注意を呼び掛けています。
高額転売されているのはチケットだけではありません。阪神電鉄は「なんば線シリーズ記念乗車券&入場券セット」(税込1800円)と題した記念きっぷを10月22日から阪神電鉄の主要駅の駅長室で販売。23日15時時点で完売したとしています。
そして、買われたきっぷは「メルカリ」で高額転売されていました。10月25日までに定価の3倍近くとなる5000円台で取引されたものもあり、さらに高い価格で売られているケースもみられます。また、いずれの出品者も、乗車券の販売はメルカリの規約違反にあたるとして、入場券のみを販売していました。
なお、阪神電鉄は「なんば線シリーズ記念乗車券&入場券セット」の再販売を24日18時からオンラインショップで実施。10月28日からは各駅の駅長室で販売を行うとしています。
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