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ガンダム“宇宙世紀”実現に向けた取り組みが明かされる 「2025年、大型汎用操縦機械の通称を『MS』に」「ビーム・サーベルを農業に活用」など(1/2 ページ)

見せてもらおうか。連邦軍のモビルスーツの性能とやらを。

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 「2025年、大型汎用操縦機械の通称を『MS』に」「ビーム・サーベルを農業に活用」――「機動戦士ガンダム」の世界観である「宇宙世紀」に登場する技術や要素を現実社会に実装していこうとするバンダイナムコグループの取り組みで、具体的なプロジェクトが10月27日に発表されました。


2025年に大型汎用操縦機械の通称を「MS」にすることを目指す(画像は過去記事から) (C)創通・サンライズ

 「ガンダムオープンイノベーション(GOI)」と呼ばれるこの取り組みは、ガンダムの時代背景「宇宙世紀」(人類が宇宙へ進出してからの時代を指す記年法)を現代社会に捉えなおし、人口問題・地球環境問題の解決に向けた新しい発想や技術を募集するもので、2021年度から実施。直近では、三菱重工などもパートナーに加わり、15のパートナーが付いています。

 取り組みの具体的な動きとして、宇宙での暮らしを実現する上での技術検証や実験環境を提供するプロジェクトが2つ(「TEAM SPACE LIFEプロジェクト」「グリーンコロニー・プロジェクト」)と「ビーム・サーベル~プラズマ農業プロジェクト」「新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト」という4つの公認プロジェクトが発表されました。

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 「ビーム・サーベル~プラズマ農業プロジェクト」は、ミノフスキー粒子をビーム状にしたガンダムシリーズの架空兵器「ビーム・サーベル」からプラズマの利用を着想したもの。プラズマを農業に応用することで植物成長促進などが図られ、食糧問題解決に寄与すると見立てられたプロジェクトです。


(画像は過去記事から) (C)創通・サンライズ

 発表されたプロジェクトのうち、アニメの夢がたっぷり詰まった印象を受けるのは、「モビルスーツの社会実装」を掲げ、ガンダム作中に登場するロボット「MS(モビルスーツ)」をモチーフに、現代社会に実装可能な大型汎用操縦機械を実現させようとするプロジェクト。1メートル以下の小型試作から始め、最終的に大型操縦ロボットの実用化につなげる考えです。同プロジェクトは、「ガンダムファクトリーヨコハマ(GUNDAM FACTORY YOKOHAMA)」に期間限定で登場した実物大(全長18メートル)の動くガンダムの制作メンバーが中心となり、ガンダムのIP(知的財産)と連携し、2025年に大型汎用操縦機械の通称を「MS」にすることを目指すとしています。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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