ワンコがパパを「おいで」ボタンで呼び出す→見に行くと……　「自転車乗りたい！」と完璧に会話する姿に「賢い」「可愛い最高」（1/2 ページ）

　ボタン装置を使って飼い主さんと完璧に会話するワンコの動画がInstagramに投稿されました。賢くてかわいい様子は記事執筆時点で47万回以上再生され、「めちゃくちゃ可愛い」「すごく考えてるのが分かる」「賢い……！」と反響が寄せられています。

　ある日、飼い主さんが自宅で仕事をしていたときのこと。何やら2階から「おいで」と呼ぶ声がしたので、見に行ってみると……？　そこには、スレートマールボーダーコリーの男の子「ルーク（1歳）」くんの姿が。階段の下をのぞきこみ、飼い主さんのことを待っていました（※飼い主さんは階段にペット対策用の滑り止めを塗っています）。

　ルークくんが飼い主さんを呼ぶために使ったのは、ペットと人間で意思疎通が図れるボタン装置「FluentPet」。ボタン1個ごとに、普段よく使う単語を飼い主さんの音声で録音することが可能なツールです。ルークくんはボタンの位置と意味をしっかり記憶しているのだとか。

　ルークくんに呼ばれた飼い主さんが、「なぁに？」「ボタン使って」と言うと、ルークくんはボタンの元にトコトコと歩いていき、「自転車」のボタンを押しました。どうやらルークくんは、ペットが乗れるカゴがついた専用自転車に乗ってお散歩に行きたいようです。

　しかしこの日はあいにくの雨。飼い主さんは「外は雨だから自転車に乗れないよ」ということを言葉やボタンを使ってルークくんに伝えます。首をかしげながら、一生懸命に飼い主さんのお話を聞くルークくんがとってもかわいい！　そしてルークくんはチラッとお外を見ると、少し悩んだあとにボタンをポチッ。

　再び自転車のボタンを押し、満面の笑みを浮かべました……！　飼い主さんのお話は理解したものの、どうしても自転車に乗りたいようですね。行きたい気持ちはわかるけど、また晴れてる日に行こうね！　自分の意志をしっかりと伝えてくれるルークくんがほほ笑ましくなる様子でした。

　飼い主さんとの会話が成立しているルークくんには「なんて賢くて、キュートな子なんでしょう」「首を捻って考えてるのがたまらない」「一生懸命聞き取ろうとしてる」「ちゃんとお話聞いてるけど諦めない精神、だから犬って大好き」と、賢さとあいらしい姿にキュンとした人たちのコメントがたくさん寄せられています。

　飼い主さんは、当時生後3カ月だったルークくんを迎えたときからよく話しかけ、ボタンを使い始めたのは生後6カ月ごろからとのこと。「最初のころは人が話しかけながらボタンを押すだけで、ルークはゴハンやオヤツ、パズルばかりを押していましたね。生後9カ月を過ぎたころから急にボタンを使い出し、会話が成立しだしました」「押し始めるとよく押すのですが、ボタンを使うよう仕向けるとやらないような気がします。やはり伝えたいことがあると言うのが大事なような気がします」とコメントしています。

　ちなみにルークくんが乗りたがっていた自転車は、「ペットポーター」という種類のペットバッグとペットが乗れるカゴ付きの自転車で、風を切るのがとても楽しいようです。そんなルークくんのサイクリングシーンや、飼い主さんとボタンで会話する様子は、飼い主さんのInstagramアカウント（luke_smbc）にて公開されています。