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二子玉川駅、改札横のカフェを撤去して臨時改札を設置 混雑緩和の秘策に「こんなことできたんだ」「東急の本気か」など驚きの声(1/2 ページ)

そういう構造だったのか……!

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 10月21日に行われた多摩川の花火大会の大混雑に対応するべく、東急電鉄が二子玉川駅に設置した臨時改札が、X(旧Twitter)で大きな注目を集めていました。


改札横のカフェを解体して作られた臨時改札

 臨時改札が設置された二子玉川駅は、多摩川沿いで開催された「世田谷区たまがわ花火大会」および「川崎市制記念多摩川花火大会」の最寄り駅。両岸から打ち上げられる花火は約1万2000発で、過去に開催されたときには多くの観衆が集まり、各所で大混雑が見られました。

 そんな二子玉川駅の混雑を少しでも緩和すべく用いられた“秘策”は、改札の横にあるカフェ&レストラン「NICOTAMA DAYS CAFE」を解体して、臨時改札にするという大胆な方法。

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通路として運用されたNICOTAMA DAYS CAFE

 Xでは「レストランを臨時休業して、臨時改札作ってる!こんなことできるんだ。すご!」「力技過ぎる…やだかっこいい」「えっ。あの店、そういう仕掛けなの!? 衝撃w」など、予想外の展開に驚いたという反応が寄せられ、午前中に現場に立ち寄った人や、前日の様子を知る人などの情報提供も多くみられました。

 ねとらぼ編集部では、カフェを解体して作られた臨時改札について、東急グループに詳しい話を聞きました。

花火の日だけに実施される特例措置

 東急グループは、この臨時改札について「混雑緩和のために、東急グループ企業である東急グルメフロントが運営するカフェ『NICOTAMA DAYS CAFE』の店舗を一時的な改札スペースとしました」と説明。


作業中の様子

 NICOTAMA DAYS CAFEは、このような臨時改札の設営に対応すべく、あらかじめ店舗スペースを通路として運用することを想定した可動式の作りになっているそうで、店舗に対しては事前に花火大会の日に休業を依頼していたといいます。

 店舗の解体は花火大会前日の営業終了後に行われ、テーブル・イスの移動から扉の解放、壁の養生などの作業を終電後の夜間に実施。その後当日朝から、電源・通信設備の持ち込みや土台や改札機の設置など本格的な設営を開始し、配線や通信の確認作業を経て14時ごろに作業が終了したとのことです。スムーズに設置を終えられるように、数日前から機器の設定やテストを行っていたと担当者は説明します。

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 なお、このような臨時改札を設けるのは多摩川で行われる花火大会の日だけ。過去には2019年10月5日(前回の花火大会)でも設置されました。

画像提供:しらはま(@shirahama_x)さん

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