「きかんしゃトーマス」劇場最新作が2024年春公開 自閉症のキャラ・ブルーノが映画初登場
2Dトーマス慣れてきた。
顔と意志を持った機関車たちが活躍する「きかんしゃトーマス」の劇場アニメ最新作「映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル」が2024年春に全国公開されます。
ブレーキ車のブルーノが映画初登場
同作は、ソドー島でうわさになっている不思議な事件を解き明かすため、トーマスら「大大大冒険クラブ」のメンバーが集まって、謎解きの大冒険に出発する物語。特報では、冒険に出たトーマスたちが滝の向こうに秘密の線路やクリスタルの洞窟を発見しながら、ルックアウトマウンテンの謎に迫っていく姿が確認できます。
絵本『汽車のえほん』を原作としたテレビシリーズ「きかんしゃトーマス」は、顔と意志を持った機関車たちが活躍する英国発の子ども向けコンテンツ。人形劇や3DCG、近年ではカートゥーン2Dアニメなどフォーマットを変えながら、英国での初放送(1984年)から約40年を迎える世界的な人気コンテンツで、日本では、1990年から「ひらけ!ポンキッキ」内のコーナードラマとして放送され人気に火が付きました。
リニューアル以降のシリーズは原語版では「Thomas & Friends: All Engines GO」と呼ばれ、「映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル(The Mystery of Lookout Mountain)」は、All Engines GOの長編シリーズとしては「きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ」(日本では2023年3月公開)以来、2作目となります。
同作には、自閉症のキャラクター・ブレーキ車のブルーノが映画初登場。シリーズでは過去に映画「Journey Beyond Sodor(とびだせ! 友情の大冒険)」で、同じく自閉症をモチーフとした特徴を備えたキャラクター・セオが登場するなど、時代や国際的なコンテンツの成長を意識したキャラクター開発が進められてきましたが、All Engines GOからは多様性やジェンダーがより強く志向され、ヒロ、ケンジに続く3番目の日本のキャラクター・カナや、テレビシリーズでは2022年に放送が始まったシーズン26から登場しているブルーノなどのキャラクターが新たに登場しています。
原語版でブルーノ役の声優は自閉症の子役が割り当てられ、キャラクター開発や脚本も関係団体などの協力の下で進めたことが明かされるなど、表層的でない取り組みがアピールされています。日本では2023年4月に放送されたテレビシリーズに登場しているブルーノの声を、声優の竹内恵美子さんが担当しています。
(C) 2023 Gullane (Thomas) Limited.
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