ニュース

「君の名は。」新海誠監督の肖像使った投資広告が拡散 「放置しているプラットフォームにも強い違和感」と憤り 制作会社も関係性否定(1/2 ページ)

該当の広告はSNS上で展開されているものとみられます。

advertisement

 「君の名は。」などで有名な新海誠監督の写真を無断使用し、投資などを促す広告について、アニメ制作会社のコミックス・ウェーブ・フィルムが注意を促しました。新海監督もX(Twitter)上で、「このような虚偽広告を放置しているプラットフォームにも強い違和感を覚えます」とコメントしています。

画像は該当広告とみられるもの(画像出典:X)

 該当の広告はSNS上で展開されており、アイキャチをクリックすると記事のようなページに誘導されるものとみられます。アイキャッチには、新海監督の写真とともに「日本中を震撼させたスキャンダル」という言葉が。記事のようなページには、新海監督が出演したニュース番組の画像を無断使用し、新海監督がインタビュー中にあたかも投資について語っているかのような記述が並んでいます。

画像は該当広告とみられるもの(画像出典:該当サイト) ※画像はねとらぼ編集部で一部モザイク加工

 コミックス・ウェーブ・フィルムは12月8日、公式サイトで「最近、新海誠の肖像や実在する番組の画像などを使い、高額な利益を謳い投資などを促す虚偽の記事・広告がSNS上に投稿されておりますが、本件につきまして、新海誠ならびにコミックス・ウェーブ・フィルムは一切関与しておりません」と関係性を否定。

advertisement

 「誘導先のホームページに不用意にアクセスすると被害を受ける恐れがありますので、上記のような虚偽情報とみられる悪質なサイトへのアクセスは行わないようご注意ください」と注意を呼びかけました。

 新海監督は同日、コミックス・ウェーブ・フィルムの公式Xによる該当投稿を引用リポスト(リツイート)し、「よろしくお願いします。このような虚偽広告を放置しているプラットフォームにも強い違和感を覚えます」と、プラットフォームの対応について疑問を呈しています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  5. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. 「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
  7. 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  8. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. 余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
  10. 山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生