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病名不明で入院の渡邊渚アナ、動かせない手への“補助”に「はじめは躊躇」「自分の力でやれると抗って」 使用後に心境一変「前に進む為」(1/2 ページ)

「自分が少しでも楽に暮らすためのグッズ。頼っていいじゃない!」

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 フジテレビの渡邊渚アナウンサーが12月11日にInstagramを更新。自助具を使用しながら入院生活を送る様子を公開しており、「最初はネットで『介護用スプーン』と調べている自分に悲しくなりましたが、今では違います」と心境の変化をつづっています。


自助具のスプーンを紹介した渡邊アナ(画像は渡邊渚Instagramから)

深刻な病での入院生活は約5カ月に

 6月頭に体調を崩し、7月半ばから入院治療で休職している渡邊アナ。10月下旬の投稿では、「食べられなくなった。うまく歩けなくなった。うまく指が動かなくなった。大切にしていた仕事もなくなった。目標もなくなった。できなくなったことを数えるとキリがないくらい」と病名を伏せながら深刻な現状を告白。

 「まだ仕事には戻れませんが、いつか社会復帰できる日を目指して、ゼロから小さな努力をコツコツ積み重ねていきます!」と治療に専念することを伝えていました(関連記事)。

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今では自助具も「前に進む為の便利グッズ」

 この日の投稿では、「力が出ないー! 手が震えて箸が持てない! なんて時はこの形状記憶型のユニバーサルスプーンを使ってます」と生活の助けとなる自助具のスプーンを持った写真を公開した渡邊アナ。

 ペットボトルの蓋などを開ける自助具も重宝しているといい、「ありがたいことに、ペットボトルだけでなくパウチ容器のオープナーにもなっていて、小さい力でスッと開けられます」と明るい調子でさまざまな用途をお知らせしています。


重宝しているキャップオープナー(画像は渡邊渚Instagramから)

 また渡邊アナは、「はじめは自助具や介護用品を使うことに躊躇していました。まだ自分の力でやれる! 頼りたくない! と抗っていたのだと思います」と自助具を使用する前の心境を回顧。

 実際に使ってみるとネガティブな思いは吹き飛んだようで、「これは“便利グッズ”『自分が劣ってしまった』と感じるグッズではないのです」「最初はネットで『介護用スプーン』と調べている自分に悲しくなりましたが、今では違います。自分が少しでも楽に暮らすためのグッズ。頼っていいじゃない!」など現在の思いをつづっています。

 最後には、「自助具を使うことは、自分と周りのためになる! 開発してくださった方々に感謝です!!」と、以前よりもポジティブな筆致で感謝の思いを伝えていました。

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入院直後の渡邊アナ(画像は渡邊渚Instagramから)
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