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「Mステ」でナチス式敬礼の指摘、LDH所属グループに批判 「これは酷い」「倫理的にどうかしてる」(1/3 ページ)

問題視する声が広がっています。

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 LDH JAPANに所属する、ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」が12月22日に生放送された「ミュージックステーション SUPER LIVE 2023」(テレビ朝日系)で楽曲を披露し、そのパフォーマンスの中にナチス式敬礼の振り付けが含まれていたなどとして批判を浴びています。

 批判を集めているのは、「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」などで有名なLDH JAPANに所属する、ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」による楽曲「SOLDIER LOVE」。「戦士の愛」などを意味するタイトルで、歌詞の中には「上書きする地図」「ここFar east(※Far eastは極東を意味します)の地から 神風吹き荒れたなら」など戦争を想起させる言葉が多数含まれます。

批判を浴びている楽曲

 SNS上では、「ミュージックステーション SUPER LIVE 2023」で楽曲が披露される以前から、一部ファンの中で同楽曲の歌詞に対して、「極東や神風という言葉から戦争を感じさせると思われても仕方がない」「この歌詞や曲名でいいのかと一歩踏みとどまって考えて欲しかった」など、批判や疑問を呈する声が多数上がっていました。

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 「ミュージックステーション SUPER LIVE 2023」の放送直前、エイベックスの公式サイトには「『SOLDIER LOVE』に込めた想いに関しまして」と題した声明が掲載されました。「THE RAMPAGE TEAM 一同」と銘打たれた同声明では一部ファンによる意見を念頭に、「今回リリースし『SOLDIER LOVE』に関して様々なご意見をいただきました」として、「チームの想い」を伝えています。

 「この『SOLDIER LOVE』を制作するにあたって僕らが掲げたテーマは『愛を持って夢に向かって力強く進み続ける覚悟』です。
 人が誰しも持っている『慈愛』ともいうべき大きな愛を胸に抱きながら、エンタテインメントの世界で大きな夢に向かって挑み、叶えるために戦っているTHE RAMPAGEメンバー16人を『戦士』に見立て、作品を聴いてくださる方に『Love Dream Happiness』を届けたいという想いのもと、愛の持つ力を信じ、困難にも挫けずに力強く突き進んでいく姿を楽曲で表現させていただきました。
 また、THE RAMPAGEが世界へと挑んでいこうとしている中で、さらにパワーアップして大きく躍動している姿をイメージして、エンタテインメントの力で世界中を元気にしたい!という想いを込めています」

 しかし、「ミュージックステーション SUPER LIVE 2023」では、メンバーたちがナチスを想起させる全身真っ黒な衣装で出演。パフォーマンスの中で黒い旗をたなびかせたり、ナチス式敬礼の振り付けをしたりして大きな批判を浴びることに。「これは酷い」「倫理的にどうかしてる」「ナチズムをリスペクトするようなパフォーマンスはNG」など、問題視する声が広がっています。

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