「M-1グランプリ2023」で視聴者がまさに“目がくぎづけ”だった瞬間は? 注目度データから分析(1/2 ページ)
令和ロマンが第19代王者になった「M-1グランプリ2023」の放送で、どのシーンがもっとも見られていたのか。テレビに顔を向けている「注視」している注目度データを利用した。
REVISIOは、12月24日に地上波テレビ朝日系列で放送された「M-1グランプリ2023」について、どのシーンが見られていたのか、毎分の注目度データを使って分析。もっとも視聴者が“くぎづけ”だったのは、「令和ロマンの優勝が発表されたシーン」でした。
ここでの注目度とは、テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表しています。
まさに“くぎづけ”だったのは令和ロマンが第19代王者に輝いた瞬間
対象の家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を計測。その結果、最も注目されたシーンは22時6分~8分のあたり、優勝が令和ロマンだと発表された場面で75.7%の注目度を記録しました。
放送ではファイナルジャッジというナレーションが入り、審査結果が令和ロマンと表示され優勝が分かったところが最大の山場に。そこから番組終了まで、トロフィーや副賞の授与といった流れになっていきます。司会の今田耕司さんが今の心境を令和ロマンの2人にインタビューし、その後審査員の松本人志さんのコメントが終わるあたりまで注目されていたようです。
2番目に注目されていたのは21時46分~48分。最終決戦でヤ―レンズのネタが始まって1分くらいのあたり。注目度は72.7%を記録しました。クセあるラーメン屋の店主の行動に客がツッコミを入れる展開で、オチに至るまで目が離せなかったようです。
そして3番目に注目されたのは21時40分~42分。優勝した令和ロマンのネタが始まって、1分30秒後くらいのあたりで注目度は70.4%でした。そこから令和ロマンのネタが終わるまで注目は続いたことが分かります。
調査は12月24日18時30分~22時10分までで、関東在住の2000世帯が対象。
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