ニュース

ラノベの表紙を“普通の文庫版”に変えたら…… まさかの「文学的趣き」を感じさせる作品があらためて話題に(1/3 ページ)

タイトルが長いラノベは難しそう……?

advertisement

 表紙を変わるだけで作品のイメージががらりと変わる――。異なる表示であらためて発売されたライトノベル作品が、X(Twitter)であらためて話題になっています

 今回注目を集めたのは、人気ライトノベル『涼宮ハルヒの憂鬱』(著・谷川流)。2003年発売の角川スニーカー文庫版と、2019年発売の角川文庫版の表紙を比較しています。

 Xユーザーのケイネすけ(@Kaynethkay)さんが「表紙を右(角川文庫)にするだけでタイトルに文学的趣きさえ出てくる」と投稿すると、約3万4000件の“いいね”を獲得(記事執筆時点)。表紙が作品のイメージに与える影響力の大きさを感じる声が寄せられました。なかには、角川スニーカー文庫版の表紙は「キャラとイニシャルのみの無地背景のラノベ、当時は逆に画期的だった記憶」があるといった声も。

advertisement
角川スニーカー文庫版の表紙(画像出典:Amazon.co.jp
角川文庫版の表紙(画像出典:Amazon.co.jp

 また該当投稿には、表紙が異なることに関してさまざまな意見が寄せられ、逆にライトノベルっぽい表紙になった小説作品、最初から同時に2種類展開した作品などを挙げる声が寄せられました。いずれもあえて印象を大きく変えることで、違う読者層にアピールする意図があるとみられます。

 ほかにも面白い意見として、タイトルが長いライトノベル作品はタイトルの時点で説明されているため、表紙を変えても文学的にはなりにくそうといった声も見られました。

小中学生向け児童文庫レーベル・角川つばさ文庫版の表紙(画像出典:Amazon.co.jp
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  4. ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  5. プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  6. 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  7. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  8. 間寛平、33年間乗り続ける“希少な国産愛車”を披露 大の車好きで「スカイラインGT-R R34」も所有
  9. 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
  10. 「そうはならんやろ!」  おじいちゃん先生が鉛筆1本でトラを描いたら……あまりの急展開が1300万表示「なるほどわからんすごい」