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共通テスト数学で「3進法のタイマー」が登場 → 実物を製作してしまう猛者あらわる 「実用性のなさ」「1周回ってほしい」(1/3 ページ)
すごいはすごいけど、使いづら……。
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1月14日の大学入学共通テスト(2日目)で、数学の問題に「3進法のタイマー」が登場。仮に実在したら何に使うのかよく分からないこの「設問上の概念」を、本当に作ってしまう猛者が現れました。
細かい仕様も忠実に再現
話題の問題は、数学I・数学Aの第4問。T3(3進法)・T4(4進法)・T6(6進法)の、3種類の3桁表示タイマーがあることを前提に、「スタートから10進数で40秒後、T4には何と表示されるか」などを問うものでした。
これらのタイマーは、受験生の間で「よくよく考えたら何に使うんだ」「3進数だと27秒しか計れない」などと話題に。そんななか、東北大学の学生えれくとろん(@ikusa_B9)さんは、この謎のタイマー「T3」をマイコンボードで実現しました。
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自作のT3は問題の設定通り、3進法で3桁表示。「スタート時点では000と表示」「表示できる最大の数が表示された1秒後に000へ戻る」など、細かい仕様も忠実に再現されています。
リプライでは「実用性皆無」と笑いを呼びましたが、なかには「実際に見ると“何進法”というものの仕組みがよく分かる」との声も。なお、えれくとろんさんはT3と同様、T4とT6も再現しています。
動画提供:えれくとろん(@ikusa_B9)さん
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