鈴木亮平、“漫画原作の実写化”渦中で光る存在感 初映像解禁でコメントからにじむリスペクトと配慮に称賛集まる(1/2 ページ)
「責任と愛を持って演じさせていただいたつもりです」
俳優の鈴木亮平さんがNetflix映画「シティーハンター」で主人公・冴羽りょう(りょうはけものへんの「僚」)を演じるにあたり発表したコメントが現在再注目を集めています。2月8日には初の映像が解禁され、鈴木さん本人もX(Twitter)を更新。短く添えたコメントにも「最後の一言に最大の原作リスペクトを感じる」「愛しか感じないコメントに涙」など反響が寄せられることとなりました。
折しもコミック実写化が取り沙汰される中で解禁された「シティーハンター」
原作『シティーハンター』は、漫画家・北条司さんが1985年~1991年に『週刊少年ジャンプ』で連載していた人気作。4月25日に全世界配信される実写映画「シティーハンター」は“現代の新宿”が舞台になっており、それに伴いキャラクターの設定も少しだけアップデートされています。
なお原作者の北条さんは、2022年12月に実写映画化が発表された際、「亮平さんの情熱が絶えなかったおかげでようやくこの日を迎えることができました」「語弊があるかもしれませんが、漫画的な表現にこだわらず、映画的なリアルな面白さを追求してもらえたら嬉しいです」と自身が手掛けた原作と、映像のギャップについてコメント。
鈴木さんも、「北条司先生が生み出したこの珠玉の名作を、そして数え切れないほどのファンに愛される冴羽りょうというキャラクターを皆様からお預かりさせていただくことに、非常に大きな責任を感じると共に、緊張に打ち震えております。やらせていただくと決めた以上、これまでに培った経験の全てを注ぎ込み、誠心誠意向き合わせていただく所存です。大きな愛情と責任を持って、大切にお預かりさせていただきます」と真摯な思いを語っていました(関連記事)。
実写化発表から1年以上が経過し、鈴木さんはこの日「Netflix映画『シティーハンター』初出し映像です」と初解禁の映像を告知。「皆様や先生からお預かりした冴羽獠という大切なキャラクターを、責任と愛を持って演じさせていただいたつもりです」と北条さんや原作ファンへの配慮が感じられる言葉をつづり、「4月25日配信開始、もう少しだけ待っていてください。それでは皆様、良い週末を。もっこり」と最後はキャラにちなんでユーモラスに締めていました。
漫画原作の実写化に付随する問題が取り沙汰される中、主演俳優として責任感のある言葉を発信した鈴木さん。ユーザーからは、「漫画原作の実写化ドラマという今もっともセンシティブといっても過言ではない話題への配慮を踏まえた言葉から始まり、原作への敬意と愛と遊び心のある言葉で締めたこの1ツイートに鈴木亮平の誠実さとユーモアが詰まってて最高すぎる」「いやもうほんとさすがとしか…素晴らしいコメント」など称賛の声が続々。
また実写化発表時のコメントも、「今回の原作騒動を見越したかのような、シティーハンター冴羽りょう役を勤める、鈴木亮平のコメント」(原文ママ)と再び注目を集めています。
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