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東栄住宅、「営業所内での性被害に関するSNS投稿」は派遣社員によるものと発表 「しかるべき措置をとるべく弁護士に相談」(1/3 ページ)
別の従業員が加害者であるかのような投稿が見られるとして、「誹謗中傷に該当しますので、厳に慎んでいただきますようお願いいたします」と述べています。
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不動産会社の東栄住宅は2月15日、同社営業所内での性被害に関するSNSの投稿について、同社に勤務していた派遣社員によるものだったと明らかにしました。
9日ごろから、社内で性加害を行っている様子をSNSに投稿しているアカウントがあるとする投稿が拡散(アカウントはその後非公開に)。投稿内容から東栄住宅の営業所内ではないかとの指摘が寄せられ、同社は10日に「当局による捜査中」と発表していました。
東栄住宅は、問題のアカウントに投稿していた人物は、2023年8月から同社で勤務していた派遣社員であると確認されたとしています。投稿が発覚した後、当該の派遣社員から派遣元のアデコに出勤しない旨の連絡があり、東栄住宅には出社していないといいます。
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東栄住宅は、既に当該派遣社員に関する派遣契約を解除しており、今後しかるべき措置をとるべく弁護士に相談しているとしています。被害者のケアを最優先に対応し、引き続き捜査に全面的に協力するとともに、当該派遣社員が関係した物件の顧客に個別に連絡を取り、安心して住めるよう必要な対応を講じると述べています。
またSNSで、当該派遣社員ではない同社従業員の写真を引用して、加害者であるかのように記載している投稿が見られるとし、そのような投稿は「事実無根」と否定。「誹謗中傷に該当しますので、厳に慎んでいただきますようお願いいたします」と求めています。今後は従業員保護の観点から、Webサイト上の従業員の写真の掲載は見合わせるとのこと。
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