能登半島地震被災地の「すき家」店舗、地元住民が残した“書き置き”に「泣いてしまった」「どちらも素敵」(1/3 ページ)
今後も支援を継続する予定とのこと。
能登半島地震の被災地にて、1月11日から炊き出しを開始した牛丼チェーン「すき家」。その支援に「書き置き」で感謝の気持ちを伝えた地元住民のメッセージと、すき家の対応に「どちらも素敵」「泣いてしまった」と感動する声が上がっています。
すき家は社長名義で「感謝の投稿」
すき家の公式X(Twitter)は2月22日、1枚の写真を公開。能登半島地震の被災地となった石川県七尾市の七尾藤橋店を訪れた人から「たき出しごちそうさまでした。ありがとうございました」という手書きのメッセージを受け取ったことを伝えました。すき家は笹川直樹代表取締役社長名義で
「励みになるお言葉をありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
今後も、私たちはあったかい牛丼を通して日本全国を明るく、元気にするために精進してまいります。」
と、御礼の言葉を投稿。するとリプライ欄でも「自分もすき家の牛丼の炊き出しをいただきました。ありがとうございました」「何回も奥能登へ来てくださりありがとうございます」と感謝する声がみられ、あたたかい行動とやり取りに心温まる声が寄せられました。ほかにも「(書き置きが)社長にまで届くのも素晴らしい」といった声も。投稿は記事執筆時点で約4万8000件の“いいね”を集めています。
すき家を運営するゼンショーによると、2月8日時点での提供食数は、珠洲市で6084食、七尾市で2621食、輪島市で2486食、穴水町で434食。またグループの「はま寿司」でも弁当やラーメンの炊き出しを実施しており、七尾市で1433食提供しています。
2月14日の発表では、同社は「引き続き、被害の大きかった地域や炊き出しが行き届いていない地域を中心に支援を継続する予定」としています。
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