400万表示の「桜にまつわる日本語のアイシャドウ」にうっとり 美しく儚い“妄想コスメ”へ「製品化して欲しい」「日本人に絶対刺さる」の声(1/3 ページ)
製品化したら全色欲しい……!
桜の開花が待ち遠しい早春。桜をモチーフにしたアイシャドウパレットのイメージイラストがX(Twitter)にポストされました。投稿は記事作成時点で400万件以上表示され、7万6000件以上のいいねを獲得するなど話題を集めています。
投稿者は、さまざまなアイデアをイラストやグラフィックスにして公開しているみっけ(@q_micke)さん。以前にも、みっけさんがデザインした「枕草子」をモチーフにしたアイシャドウパレットのイラストが話題になりました(関連記事)。
今回みっけさんが描いたのは、「こんなのがあったらいいな」をイラストにした「桜にまつわる日本語のアイシャドウ」です。
日本語の美しさを添えた10色の“桜色”
アイシャドウのカラーは、「花の雲(はなのくも)」「朝桜(あさざくら)」「夢見草(ゆめみぐさ)」「花の宴(はなのえん)」「桜漬(さくらづけ)」「花曇り(はなぐもり)」「夕桜(ゆうざくら)」「桜若葉(さくらわかば)」「桜茶屋(さくらぢゃや)」「桜樹(おうじゅ)」の10種類を展開。
これらのカラー名は、すべて桜にまつわる日本語です。趣のある美しい日本語がたくさんあることに驚きますね。
イメージぴったりな色合いと形がすてき
パレットはピンク系カラーを中心とした単色で、それぞれの名前のイメージにふさわしい配色になっています。
例えば、「朝桜」は「朝、露を受けて咲いている桜」を意味する言葉で、アイシャドウのカラーはパール入りの淡いピンク。朝露がきらめく桜を思わせるピンク色は、まさに言葉のイメージにぴったりです。
パレットのデザインは一枚の桜の花びらをモチーフにしており、春らしさをいっそう引き立てています。みっけさんは「5つ集めたら桜の形に」と遊び心のあるコメントを添えています。
「製品化してほしい」と大反響
投稿には「え、これ好き」「全部すてきすぎる」「ベースで花の雲、ミディアムカラーで夢見草、アクセントカラーで桜漬、締め色に桜樹、グリッターに朝桜って組み合わせでほしい」「日本語の多様な表現と、古代の色の多彩さがよく表れている」と称賛の声が寄せられました。
また、「すてきなデザイン。どこかのブランドさん、ぜひ製品化して欲しい」「この方がコスメプロデュースされたら絶対買う」「日本人に絶対刺さると思う」「全部集めて2輪にしたい」と、製品化を熱望する声も集まっています。
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みっけさんは、この他にも自身の知りたいこと、楽しいことをデザインの力で作品にし、Xアカウント(@q_micke)で発表しています。
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