船橋屋が名物「元祖くず餅」を回収　黒蜜ボトルにゴム片混入……「深くお詫び」（1/3 ページ）

　老舗和菓子店の船橋屋（東京都江東区）は、名物「元祖くず餅」に付属している黒蜜ボトルにゴム片が混入していたとして、同商品を回収すると発表しました。

内部検品で判明

　回収対象となるのは「元祖くず餅」（小箱、中箱、大箱、特箱）で、黒蜜の賞味期限が2024年4月14日、4月16日、4月22日のもの。発表によると、黒蜜ボトルのいくつかに充填用機械の付属シリコンゴムの一部が破損し混入していることが内部検品で判明したといいます。

　3月22日の発表時点で健康被害は確認されていないとしつつ、万全を期すために当該製品を回収することを決定。同社は「お買い求めいただきましたお客様をはじめ、日頃から船橋屋をご愛顧いただいているお客様・関係者の皆様にはご心配をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。該当商品が手元にある場合は下記の連絡先まで問い合わせてほしいとしています。

　船橋屋は1805年創業の老舗和菓子店で、首都圏を中心に28店舗を展開しています。