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「このシステムすごくいい」 東横INNの「フードロス対策」に称賛の声 「全てのホテルに拡大してほしい」(1/3 ページ)
アンケートシステムの取り組みについて東横INNに聞きました。
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ホテルチェーン大手の東横INNが実施するフードロス対策がX(Twitter)で注目を集めています。宿泊客に客室のテレビで翌日の朝食サービスを利用するかどうか尋ねたうえで、食事の準備量を調整するという試みで、ユーザーからは「全てのホテルに拡大してほしい」といった声が聞かれています。
将来的には全店で実施へ
東横INNでは全店舗で無料の朝食サービスを実施しています。朝食の準備量は、以前は予約人数を元に調整されていましたが、準備量の精度をより高めるため、2022年8月に朝食アンケートシステムを導入。客室のテレビで希望を聞いて実際に朝食をとる人数を把握して、無駄な調理を減らすのが狙いです。
このサービスを利用したゆらしあ(@always_rain3)さんの投稿がもとで、2024年2月に話題を呼ぶと「ホテルと客で互いに負担もかからないし効率的」「朝食付きプランでも実際は食べないって人も多いし、他のホテルでもとり入れてほしい」といった称賛の声が集まりました。
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ねとらぼ編集部がシステムの反響について東横INNを取材したところ、「フードロスにこのような形で貢献できることに驚かれ、喜んでいただいているかたが多くいらっしゃいます」とのこと。2024年4月4日時点ではシステムの関係上、国内321ホテルのみの導入にとどまっていますが、将来的には全店で実施予定とのことです。
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